英国外羽根ブローグの超名作。チャーチグラフトンのサイズ感
チャーチには名作ドレスシューズが数多くありますが、根強い人気を持つのがこのグラフトンではないでしょうか。別名Golosh brogueとも呼ばれるこの靴はアメリカ靴のようなワイルドな外羽根をチャーチの定番ラスト173ラストを用いることでチャーチならではエレガントさも合わせ持っています。
メーカー | Church’s (チャーチ) |
製品名 | Grafton (グラフトン) |
木型(last) | last 173 |
素材 | Highland Grain Calf (型押しシボ革) |
カラー | Ebony (濃茶) |
サイズ | 80G (26.5cm幅広) |
1.各部分の寸法を測る
ソールの長さは31.5cm
ソールの幅は11.5cm
ストームウェルト仕様の分、少し広めになっていますね。
ボールジョイント部は17cm
第一関節部分は14.5cm
くるぶしまでは6cm
2.実際に履いてみる
羽根は大体1.5cm程度の開きです。
重厚なダブルソール仕様のダイナイトソールなので歩行感も非常にしっかりしており安心して歩くことができます。
3.レビュー
足の実寸が26.5cmで幅広の私にとってグラフトン80Gはややリラックスフィッティングです。
ボールジョイント部分の位置も合っており、指回りが痛くなることもありません。
捨て寸もちょうど良く、一日中使用していても特に違和感を感じることもありません。
ただ、明らかに同じサイズ(80G)かつ同じ木型(last173)の内羽根ドレスシューズ(コンサル、チェットウィンド)に靴に比べてサイズ感が異なるように感じます。
4.Church’s(チャーチ)Grafton(グラフトン)173ラストのおすすめサイズ感
足の実寸が26cmだったとした場合
普通幅の人(普段E~EE)
75Fがオススメです。
幅広の人(普段EEE)
75Gがオススメです。
※内羽根に比べてリラックスフィットになります。
※miura_hの経験に基づくサイズ感ですが、購入前の試着をオススメします。
(終わり)
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