久しぶりに友人Zから新しい靴を手に入れたと連絡がありました。
彼は同時期に紳士靴の魅力にどっぷりとハマったいわば戦友で、Brift Hの靴磨き教室に通ったり共にアンティーク仕上げに挑戦したりとまさに靴大好き野郎仲間の1人です。
Zはなかなか面白いセンスの持ち主で兎に角ネイビーカラーのシューズに強い執着を持っています。
スムースレザーだろうがスエードだろうが、例えばJ.M.Westonのゴルフならばネイビーのミッドナイトエディションにまず食いつくくらいのネイビー好き。
通常、ちょっと使い方が難しい紺色の靴になぜそんなに熱が入るのか。
その理由はわかりませんがそんな彼からネイビースエードのナイスな靴を手に入れた!と興奮と共に写真が送られてきたのでご紹介していきたいと思います。(笑)
NEWシューズはChurch’s製!
きたー!英国の良心と呼ばれ、質実剛健を体現する靴づくりで有名なチャーチのダークスレートブラウンのシューボックスです。この箱はいつ見てもテンションが上がりますね!
おやおや、これはもしかして・・・。
Church’s Sahara Navy Suede(last81)
きました!
やはり友人Zはハイセンス。チャーチが誇る2大エレガントライダーブーツのサハラです!
- ブランド Church’s(チャーチ)
- 靴の名前 Sahara(サハラ)
- ラスト 81ラスト(カジュアル)
- アッパー ネイビースエード
- ソール クレープソール
アッパーは深い紺色のスエード
アッパーはチャーチ社がヨーロッパからその時で一番最高なものを選んでいるスエード。
そして意外と珍しい深い紺色となるネイビースエードです。
ソールはクレープソール
ソールは柔らかく快適な歩行感が特徴のクレープソール。
生ゴムを使用したソールで多少の重みはありますが滑りずらく疲れにくいことでも有名です。
由緒正しいアンラインドスタイル
チャッカブーツは本来スエードのアンラインドかつツーアイレット(靴紐を通す穴が2つ)というのがクラシックなスタイルだそうです。
このチャーチサハラはまさに!と言った仕様。私が所有しているクロケットジョーンズのチルターンとは異なり、かなり柔らかい印象のスタイルとなっています。
ラストはカジュアルな81
ラストはあの名作バーウッドと同じ81。
チャーチの中ではカジュアルなクラスに位置づけられている割とゆったりとしたラストです。
金属ハトメ
サハラで忘れてはいけないのがこの金属ハトメですね。
アイレットが少ない分ちょっと締め上げづらいチャッカブーツですが、この金属ハトメが付いていることにより靴紐をスムーズに結ぶことができます。
スエードはブラッシングが大事
さて、先ほどから少しだけ気になるのがスエードのついている白いホコリ達。
スエードシューズを扱うのが初めてだと「なんだこのスエードは!汚いじゃないか!」となってしまうこともあるのですが、ほとんどの汚れはブラッシングで取り除くことができます。
ブラッシング前
こちらがブラッシング前の状態です。
一番汚れが目立つところを撮影しました。
ブラッシング後
そして馬毛ブラシでブラッシングした後がこちら。
どこに汚れがあったのかもうわかりません。
購入直後のスエード靴の注意点
ちなみに購入したばかりのスエードには金属ブラシや生ゴムブラシは強すぎることがあるので気を付けてくださいね。(経験談)
ライダー(ラスト81)のサイズ感
さて、気になるのはラスト81のサイズ感ですね。
ストレートチップのコンサルとは異なり、全体的に浅い(?)フィット感だそう。
これはラストというよりスエード一枚となるアンラインド仕様によるものかもしれませんね。
足首周りは厚めのソックスだと問題ないが、普通のソックスだと少しの頼りなさと自由度を感じるとのこと。
捨て寸はやや短めなので、足の指が長めの人はサイズ選びは注意が必要です。
ラスト173とラスト81の比較
さて、気になるのはやはりラスト同士の比較でしょう。
チャーチの代表的なドレスラスト173を使った同サイズのコンサルとの比較画像がこちら。
両方とも6.5F(標準幅)です。
捨て寸の関係もあり、靴自体は173ラストのほうが長いですが、指回りとなると81ラストのほうがゆとりがありますね。
まとめ
ということで今回はチャーチのチャッカブーツ”サハラ”をご紹介しました。
すでに友人Zはガンガン使用しているそうで、「雨だろうが雪だろうが滑らない上に、履き心地が良いナイスなブーツだ!」と好評価。
アツい話を聞いている内に、私もなんだかスエードのチャッカブーツがほしくなってきました。(笑)
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