DHLエクスプレスを使った国際返品の仕方【関税はかかる?】 | ミウラな日々

DHLエクスプレスを使った国際返品の仕方【関税はかかる?】

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日本での返品交換無料サービス

こんにちは!インターナショナルリターナーのミウラです。

冗談はさておき、昨今のインターネット通販業界では返品交換無料というのがひとつのサービスとして確立されているのはご存知のことと思います。

セレクトショップ系で有名なモダンブルー(MODERN BLUE)さんなら海外の並行輸入品をかなりのお買い得価格で購入できますし、Rakuten BRAND AVENUEでは私も好きなBEAMSなどの三大セレショブランド系アイテムも楽天ポイントなどの高還元率キャンペーンをバンバンやっていてやはりお得にネットショッピングを楽しむことができます。

これらの有名ネットショップの特徴は最新のアイテムが常に在庫されており、しかも返品交換無料という点。モダンブルー(MODERN BLUE)であればまさかの返品送料まで無料という太っ腹ぶりです。

公式サイト上でも、たくさん買って気に入らなかったものだけ返品するスタイルを推奨しているほどなので私のような田舎に住んでいるファッショニスタ層には非常に支持の高いシステムなんだと思います。(私がファッショニスタ層に入るとはもちろん言っていません)

https://www.modern-blue.com/page/free_return_shipping/index.html

 

海外でも返品交換無料サービスはある

さて、ここまでは誰もが知っているネットショッピングの話だと思います。しかし、とくにイギリスなどの本格靴を愛用している人ならばこう思うのではないでしょうか。

「さすがに海外通販では難しいだろうなあ。」と。

もちろん私もそう思っていました。靴好きになると海外の様々なショップサイトを見始めたりするものですが(Herring shoes、Unipair、Alden San Franciscoなどなど…)いざ購入するとなると手持ちで同じラスト(木型)で同じサイズ、あるいは日本で試着してサイズ感がわかったものを選ぶと思います。

https://www.edwardgreen.com/

とはいうものの海外サイトでも国内ECサイトのように返品交換無料サービスを打ち出しているところはいくつかあります。例えば2大高級本格靴のエドワードグリーンの公式サイトでは上記画像のようにFREE INTERNATIONAL RETURNSとど真ん中に書かれていますが、実際にこれを利用しようとはなかなか思わないはずです。何かあったときにどんなことが起きるかわからないし、そもそもどうやって返品物を発送すればいいかすらわかりません。

 

DHL EXPRESSを利用した返品手順

 

ということで今回はついに海外ショップにて返品を行うこととなったミウラの実体験を元に、その流れをご紹介していきたいと思います。

 

1.ショップに連絡を取る

まずはショップにメールで連絡を取ります。

内容は日本と同じで構いません。返品したい旨と理由を書いて対応をお願いすればOKです。

 

2.ショップからドキュメントがメールでくる

こういったメールがショップから送信されてきます。Scheduled Pickup Date and Timeに集荷日時が書いてありますが、これは後ほど調整可能です。ここではまず添付ファイルのPDFを印刷します。

 

上からAir WayBill(航空貨物の受取証)×2、INVOICE(送り状)×2、Shipping Receipt(受領書)の3つです。すべて印刷したら茶封筒に入れておきましょう。後ほど使用します。

 

3.DHL JAPANから電話がくる

発送日前日か当日にDHL JAPANから内容確認の電話がきます。

Air Waybillに記載されている10桁の番号で発送情報を特定するので確認しておきましょう。

このタイミングで実際の集荷日時を相談することができます。地域によってはDHLから委託された業者が集荷にくることもあるため、この電話で集荷業者を確認することができます。

発送元、発送先、発送品目、集荷日時、集荷業者を確認できればOKです。

 

4.商品を梱包する

集荷日時を確定させたらしっかりと梱包しましょう!海外便は本当に手荒に扱われることが多いため段ボールに緩衝材を多めに入れて置けば余計なトラブルに巻き込まれづらいはずです。

 

印刷したドキュメントを貼付する

梱包が終わったら先ほど印刷した5枚の帳票を封筒に入れてAWB/INV在中と記入したものを貼り付けます。これはDHL JAPANに到着した際に使用するそうで、AWBはAir Waybill、INVはINVOICEの略だそうです。

 

5.商品が集荷される

集荷日当日。佐川急便さんが集荷にきてくれます。送り先は墨田店気付DHL JAPANと書くだけでOK。送り状はドライバーさんが持って来てくれました。

やはりこの田舎から海外発送はなかなか珍しいそうでお互いに手探りで進めていきました。(笑)

 

6.商品がお店に届く

佐川急便に引き渡してから約10日後。無事に購入したお店に戻ったようです。

 

7.返金される

返品した靴がお店に戻ってから約一か月で返金データがクレジットカード会社に送信となりました。

ここのタイミングはお店によって異なってくるのではないかなと思います。

 

DHLの国際返品まとめ

ということで今回はDHLを使った国際返品の体験記でした。

海外ショップの返品となるとなかなか敷居を高く感じていましたが、実際にやってみるとちょっと気を付けるポイントがあるくらいで国内ショップの返品と変わりありませんでしたね。

日本とはひと味違うセンスが光る海外のセレクトショップ。

ファッション好きな方はぜひグローバルなショッピングにも手を伸ばしてみてはいかがでしょうか?(^^♪

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