DG70ラストの履き心地は、隙間なく足に合うフィット感
――ようやく2年越しで至高のチェルシーブーツを手に入れた訳ですが、サイズ感大丈夫でした?
はっきり言って最高と言わざるを得ないね。
前回購入したブレッチェリーも相当良いフィットだったけど、DG70はその上を行く圧倒的なフィット感があるよ。
手持ちの英国靴だと、チャーチの173ラストが6.5F(標準ウィズ)で、GGの標準ウィズがEだからまったく同じサイズを選んだことになるのかな。
チャーチに比べるとフィット感は明らかにこのバーナムの方が上だよ。
チャーチより靴の横幅のフィット感が強い。でもボールジョイントがキツイという訳ではなく、甲の横とか、土踏まずとかのフィット感が増したイメージなんだけど。
――そのボールジョイントやアーチ位置はピッタリ合ってる感じがしますね。
そうなんだよ!
完全にソールの形状と俺の足が一致してる。これやばくない?(見せながら)
一致し過ぎて怖いくらい。笑
――ヒールカップまわりはどうですか?英国靴にしては結構小さめな気がしますが。
そうだね、踵もめちゃくちゃにフィットしてる。
とはいえ隙間がないとかそういうのではなく、履いて歩いたときにちょうどいい程度の小ささというか…。(部屋の中を歩きながら)
欧米の靴は結構カカトが大きいのが多いけど、ガジアーノガーリングは欧米の人の踵に合わせてないんじゃないか?ってくらい小さめだと思っちゃう。
――見た目とか歩いた感じはどうでしょう?
上から見た時は「あれ?ちょっと長いかな?」と思うんだけど実際はそうではない。
たぶんこれがラストの力なんだろうね、そこまで細くないけどかなりスタイリッシュに見えるようにつくってある気がする。
あとは、オンでもオフでも使えそうな懐の深さも良い。
今日はリラックス気味のデニムだけど、スーツはもちろんのこと、ちょっとタイトなパンツにもめちゃくちゃ合っちゃうんじゃないかな?
歩いてすぐに思ったのが「あれ?ブーツってこんなに軽かったっけ?」てことかな。
そもそも重い訳でもないんだろうけど、足にピッタリと合ったブーツの凄さを思い知った気がするよ。
――聞いてる感じだと満足感しかなさそうですね。笑
いやホントそれだわ(笑)
一生モノのチェルシーブーツをついに探し終わってしまったなって感じもするけど、
とりあえず、早くハーフラバーを貼ってガンガン使っていきたいね!
DG70ラストの由来
https://www.acollectedman.com/blogs/journal/interview-gaziano-girling
ちなみにガジアーノガーリングのラスト名は、同社に関係ある人物から命名されることが多いことも靴好きの中では知られています。
今回のブーツではDG70というラストが使われていますが、こちらはメーカー名にもなっているガーリング氏、「ディーン・ガーリング(Dean Girling)」の頭文字と誕生年が使われているそうな(!)
ガジアーノガーリングのクラシックラインとスタンダードラインを比較する
さて、友人Zはガジアーノガーリングのクラシックラインも所有しています。
バーナムはUK6.5EX(F相当)、ブレッチェリーはUK6.5Eです。
せっかくなので、スタンダードラインと比較してみました。
まず全長ですが、ほぼ同じ。
若干だけ捨て寸がDG70の方が長いですね。
DG70はやや細目
ですが、DG70とS45だと幅が明確に違います。
ウィズがEX(F)設定となるS45のほうがボールジョイント部からつま先部分にかけて広め。
とくに指回り部分のスペースは大きな差があります。
DG70ラストですが、人によってはハーフサイズ上げないとキツイ場合もあり得るかなと思います。
ちなみに友人Zはチャーチ173だとUK6.5Fがピッタリです。
ガジアーノガーリングDG70のサイズ感など、まとめ
ということで本ブログ記事では、Gaziano Girling(ガジアーノガーリング)の名作ラストのひとつ、「DG70」を使ったサイドゴアブーツ「バーナム」のサイズ感等についてご紹介しました。
- DG70は細長めのアーモンドトゥシェイプ。
- サイズ選びは一般的なUKサイズでOKだが、指先は狭め。
- 足幅が広い人や、指先のスペースが必要な人はハーフアップかウィズアップが良いかも?
足に合う人にはとことん合うともいわれるガジアーノガーリング。
ぜひ皆さんも一足手に入れてはいかがでしょうか!?
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