ヒースロー空港でのVAT払い戻し手続きの場所
楽しいロンドン旅行の帰りに必ずやらないといけないのが「VAT(付加価値税)の払い戻し手続き」です。イギリス国内で購入すると商品に対し20%の税が課されているので、この分を払い戻してもらう手続きとなります。
VATの払い戻しには条件があり、簡単に説明するとEU内に住んでおらず、消費財の場合は未使用であることが条件となっています。
私が実際に手続きした際の流れや、そのときにあったら便利だなと思った情報を残しておきたいと思います。
VAT払い戻しの際に用意するもの
- VATの還付申請用紙
- 支払いに使用したカード
- パスポート
ヒースロー空港のVAT Refundブースの場所
2016年12月末の時点では、ターミナル3のVAT払い戻し(Refund)ブースはヒースロー空港の屋外、ゲートEとDの間に設置されています。これまでは空港内にあったようですが、屋外に移動していました。
ヒースロー空港のVAT Refundブースの位置(平面図)
ヒースロー空港のVAT Refundブースの位置(側面図)
VAT払い戻し手続きの手順
まずは屋外に設置されているVAT Refund専用ブースに向かいます。前述の通り、ヒースロー空港のターミナル3ゲートEとDの間にあります。
ブースの隣にかなり大きいEの表示があるので実際に行くとすぐに見つけることができます。
この扉から入ります。まずは、そのまま進むとVATの還付申請用紙のチェックを行うコーナーがあるのでそこに向かいます。
チェックコーナーではこちらで記入した部分の不備等をマーカー等で指摘してくれます。
この段階で払い戻し方法を聞かれます。クレジットカードか現金か?現金の場合の通貨は?一番手間がかからないのはもちろんクレジットカードへの円戻しです。お勧めされました。(笑)
とくに内容に問題がないとそのまま奥へ進むことになります。
奥に進むと実際のVATの払い戻しコーナーがあります。
列に並んで待っていると担当者から「NEXT!」と呼ばれるので呼ばれたブースに向かいます。チェックを受けたVATの還付申請用紙と支払いに使用したクレジットカード、そしてパスポートを渡します。
担当者がVATの還付申請用紙別に処理を行い、処理が終わった用紙に対してスタンプを押していきます。
最後に還付される明細が記載されたレシートを受け取り、手続きは完了です。担当者も以前に比べてだいぶ簡略されてみんながハッピーになったと言っていました(笑)
※私はありませんでしたが、インターネット上の情報では購入した品物の提示を求められることがあるそうです。
注意点
必ず、VATの還付申請用紙の枚数とレシートに記載されている明細の数を確認してください。
わかりづらいVATの還付申請用紙があるようで、私の場合は合計5つあったのに4つしか処理されていませんでした。数が違う場合はその旨を伝えると一緒に再確認してくれます。
実際に払い戻される金額は20%ではなく、約10%前後でした。還付処理時にフィーが発生するみたいですね。なので、買い物をする際の計算は-20%そのままで判断しないほうが得策です。(笑)
お金の戻ってくる時期
今回、私はクレジットカードへの円戻しを選択したので約1週間で払い戻しされるようでした。ただし、年末だったので1月2日現在クレジットカードへの明細には反映されていません。反映され次第更新したいと思います。
※結局、一か月程度かかりました。
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