JMウェストン ゴルフ1日目をレビュー。【噂の万力締めの痛みと履き心地】

J.M.Westonの641ゴルフと言えば痛みを伴う万力締めが有名です。「履き下ろした初日はまさに地獄。」そんなブログレビューが溢れる中、当ブログでも本場パリのウェストンフィッティングで選んでもらったゴルフを履き下ろす日がやってきました。

一般的な人に比べてかなり幅広足の私がゴルフを履き下ろしたらどうなるのか。

Mではないですが、実は前々から”万力締め”がどの程度のものかとても興味がありました。記念すべきJMウェストンゴルフ1日目について履き心地を含めてブログに残そうと思います。

 

自宅出発直後のJ.M.Weston 641Golfそれなりにプレメンテでレノベイタークリームを入れていましたが、足を入れた直後の履き心地はまだまだ新品の固めの靴といったところです。

 


朝(新品の靴だなあと思う程度)

一歩ずつ新しい靴が自分の足に馴染んでいこうとしていることを感じながら会社へ向かいます。すぐに気が付いたのは非常にしっかりとした履き心地だということ。

地面を踏みしめるたびに厚くて固いラバーソールが足の裏をしっかりと支えます。パラブーツが誇るラバーソール”パラソール”の柔らかく弾力のあるラバーソールとはまったく異なる方向性なのがよくわかります。

 

午前中(意外といけるか?)

ちょっと段差に足を乗っけちゃったりして。

数件、外周りの仕事があったので早速J.M.Weston 641Golfで出発です!

段々とこのゴルフに苦戦する人が多い理由が少し歩いたことでわかってきましたがそれは後半にて。

午前中の段階ではソールの返りがあまりついていないため、カカトが少し浮き気味となり、そこからカカトの靴擦れが少しだけ始まりました。

小指あたりはまだタイトですが痛みやしびれなどはまだありません。

 


昼休み(やっぱり少し万力締め?)

足を包むというよりもしっかりと足をホールドするような履き味のこのJ.M.Westonのゴルフ。流石にお昼休みは足を休めるために紐を緩めました。

お昼の前の状態としては、アッパーも足に馴染みはじめて「あれ?修行といってもカカトの軽い靴擦れくらいかも?」なーんて考え始めていました。(笑)

 


夕方(これが万力締めか!ちょっと痛い!)

午後はデスクワークの後はまた外回りです。

ここで若干ですが足に異変が。

写真を見てわかる通り、7/Eを選択したにも関わらず幅がまだ足りていないので小指あたりが外側に飛び出してきています。まさにこの辺りとなる両足の小指の付け根部分が少し痛くなってきました。

ソール自体はやや返りが付いてきたのと、紐をキツメに縛ることによって踵浮きにはかなり対処できていたのでそこまで痛みなどは起こりませんでした。

 


帰り(足も慣れてきたかも?)

今日も1日頑張った!つま先のオレンジの街路灯がちょっとだけ写っていますね。

帰りになると流石に足にも少し違和感が。足自体のむくみもあって履き心地は全体的に朝よりタイトフィッティング。

新品の靴の1日目にしては確かに足への負担が大きいような気がしています。

しかし、忘れてはいけないのがその履き心地。こういった身体が疲れてしまっているときでもしっかりと足をホールドし、ラバーソールは地面へのグリップが緩まることはありません。”ジャーナリストシューズ”の異名は伊達じゃありませんね。(笑)

 

帰宅後(やっぱり万力締めだった!)

ゴルフから足を出すと普段の革靴よりも強い解放感に包まれます。やっぱり多少は万力締めになっていたみたいですね。わずかながら履き皺もつき、自分のギアとして記念すべき一歩を踏み出したことを実感します。

 

帰ってきたらすぐにケア!

砂やほこりが結構付いてしまったので、ほこり取り用ブラシで全体的にブラッシングします。

 

JMウェストンの固めのラバーソール。

買ったばかりの返りの悪い靴はつま先が削れやすいですがこのゴルフも例に漏れず少しだけ削れていますね。ちょっと面白いなと思ったのが、実はゴルフのソールはブラックでないところ。グレーなんです。

 

無事にフットプリントも刻み込まれました。

実はミウラが一番気にしているのは靴の中でのフットプリントです。これを見るとこの靴がどれくらい自分の足と相性が良いのかわかります。ゴルフはやっぱりちょっと狭めみたいですね。(笑)

 

当ブログのJ.Mウェストン 641ゴルフに苦戦する理由と考察

さて、”万力締め”で有名なJMウェストンのゴルフですが、なぜこんなに足に負荷がかかるのでしょうか?色々な考察がありますが、今日1日履きながら私なりにも考えてみました。

 

1.ミッドソールが固い!

まず第一にミッドソールが固い!J.M.Westonはソールレザーを自社で製造している数少ないシューメーカーです。一般的にラバーソール単体だと柔らかすぎるためレザーのミッドソールが差し込まれているパターンがほとんどですが、高品質で知られる自社のソールレザーが非常に身の詰まった造りとなるように鞣されているのでしょう。しっかりと固く鞣されたレザーミッドソールのためとにかく靴の返りがつきません。

 

641ゴルフ(下からラバーソール、ミッドレザーソール、ウェルト)

ソールの返りが付かないとどうなるのか?カカトが浮きがちになるわけです。そしてウェストンフィッティングをしているため、浮くと言ってもカカトで止まる程度の浮きです。なのでカカトに靴擦れが発生しやすい。とこんな感じだと思います。

 

レザーソールのシューズAlden54332(下からレザーソール、ウェルト)

こちらはレザーソールです。ラバーソールに使われているミッドソールより明らかに分厚いレザーソールが使われています。ちなみにこのAlden54332は非常にソールの返りが良くて歩く際にストレスが全くありません。レザーソールの良い点の一つですよね。

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2.アッパーが3層!

これについてはまずは画像を見てもらうと話しが早いと思います。

Church’s Consul(アッパーは2層)

一般的なカーフのストレートチップと言えばチャーチのコンサルでしょう。高品質なカーフを使った少しボッテリとしたトゥが特徴の質実剛健な素晴らしいドレスシューズです。

画像の通り、一般的なカーフを使った革靴はアッパーは2層となっています。

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J.M.Weston 641Golf (アッパーは3層!)

しかし、万力締めで有名な641ゴルフはどうか?

そう、見ての通りアッパーはまさかの3層。足入れ感が固いのはこれが理由だったんですね。通常のカーフの靴は足馴染みが良い割りに履き慣れたころに少し緩くなることがよくありますが、この3層で作られたアッパーならば、履きなれたころにも緩くなりづらく、長い時間をかけてゆっくりと持ち主の足になじむことで最高の履き心地となるということなのでしょう!

 

JMウェストン万力締め考察のまとめ

結論から言うと「万力締めは本当だった!」と言ったところでしょうか。

しかしこれは単純にウェストンフィッティングが、というよりもJ.M.WESTONが目指す高品質な靴づくりにも起因していると言えます。しっかりとしたグリップのラバーソールを支えるための高品質なレザーミッドソール、持ち主の足に長い時間をかけて馴染むアッパー。この2つが足に馴染んだときを想定したウェストンフィッティング。そして足のむくみ(笑)

これらの要素が複雑に絡み合い”万力締め”という表現が生まれていると私は考えています。

そういった意味ではまさに自分の相方になるまでの”修行”と言い換えても間違いではないのでしょう。これから長い付き合いになるはずのこの相棒とゆっくりとこのゴルフとの修行を楽しんでいきたいと思います。

 

1日お疲れさま!

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