Bootblackコバインキでお手入れ【ダークブラウン】

シボ革でストームウェルト、さらにダイナイトソールまで装備した革靴ならこんな雪景色でもガンガン使用することができます。

雨だろうが雪だろうがどんな天候にもへこたれない一足はまさに頼もしい相棒といったところ。ここまでタフなやつだと晴れの日に履こうなんて逆に思わなくなってきます。(笑)

しかし、圧倒的踏破性を持つチャーチのシボ革グラフトンもやはり革靴であることには変わりありません。

ということは革であるが故の劣化があるということ。それはどこか?


汚れたコバ

それはコバ部分。

ソールの側面部分ですね。表面はざらざらだし、色んなところの色が抜けているしでなかなか残念な状況になっています。

グッドイヤーウェルト製法で作られた靴はソールがゴム製だとしてもソールとアッパーを繋ぐ部材はウェルトと呼ばれる革が使われています。そのため、シューケアで意外と盲点になりがちなのがこのウェルト部分のお手入れなんです。

コバインキ(ダークブラウン)

そんなコバを保護し、綺麗な状態に戻してくれるのがコバインキというシューケアアイテムなんです!日本最大のシューケアブランド”コロンブス社”の最上級ラインBootBlackから販売されているものが有名です。

コバインキの使い方

ということで今回は私が雨雪靴としてヘビロテしているChurch’sの名作Graftonシボ革靴のコバを手入れしていきます。

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1.レザーローションで汚れを取り除く

まず初めに使用するのはサフィールノワールのレザーバームローションです。

雪に濡れた後、乾燥と同時に油分が引き出されているでしょうから、一般的なレザーローションと比べてミンクオイルが多く含まれているのが特徴のこのレザーバームローションを選択しました。

柔らかい布にレザーバームローションをとってコバ部分を拭き上げていきます。

かなり乾燥していたようでローションが吸い込まれて吸い込まれて作業が進みません。(笑)

表面についた汚れを落とし終わったのがこちら。コバの色とは若干異なる黒ずみも取れました。汚れも落ちて、油分も補給できたので次はいよいよコバインキの登場です。

2.コバインキを塗る

さあ、いよいよ登場しました。

ブートブラックのコバインキです。コバの色に合わせたダークブラウンを選択。

もし黒い靴であればブラックのコバインキがオススメです。

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ブートブラックのコバインキはスクリューキャップなので蓋はねじって開けます。

気を付けなければいけないのが完全に液体だということ。

靴クリームのように手が滑ってもこぼれたりしない。なんてことはありませんの要注意!

フェルトを少し絞るのがコツ

Bootblack コバインキ

コバインキを使うときのコツはフェルトを少し絞ること

瓶の口に押し付けるだけで構いません。シューケアにやり過ぎは禁物です。迷ったら少な目にしておけば間違うことはありません。

コバインキ ダークブラウンを使う。

スーッと薄めに塗っていきます。

ちなみにこの画像はやや付け過ぎです。絞りが甘かったみたいです(笑)

ストームウェルトはエッジ部分にも

ストームウェルトの場合はウェルトのエッジ部分にもコバインキを忘れずに塗りましょう。

側面だけに塗ると仕上がったときに2トーンみたいになってしまいます。

ちなみに若干アッパーについてしまいましたが、すぐにステインリムーバーなどで拭けば取ることができますよ。

3.乾燥させます。

コバインキは水溶性の液体ですから、靴クリームとは異なり乾燥するまでやや時間がかかります。コーヒーか紅茶でも飲んで10-15分待ちます。

コバインキ単独の仕上がりはこちら。

いやー、とっても綺麗になりました。(笑)

カカト部分もこの通り。(アッパーの汚れが気になりますが)

個人的にはコバインキのみでケアしたときの仕上がりが一番好みです。

しかし、ここで終わることはできません・・・。

4.ワックスで蓋をする。

なぜなら・・・。

こちらはブートブラックの使用方法掲載部分なのですが、より効果を持続させるためにはポリッシュ(ワックス)で磨き上げてくださいとあります。

これはコバインキが水溶性のため、多少の水で流れないようにするために油性クリームで蓋をするということなんですね。

油性ワックスを用意しました。

チャーチの純正ワックスです。イギリスのDASCO社製のワックスで心地よい香りと光り過ぎない使いやすい標準的なポリッシュです。もちろんダークブラウン。

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ワックスをコバに塗りこんでいきます。

せっかく綺麗になったコバが徐々に曇っていきます。

しかしちょっと水とワックスと柔らかい布で磨き上げれば問題ありません。

みるみるうちに再度輝いてきます。

5.完成!

ヒールからソール側面、そしてトゥまで太陽光を反射して白く映るほどまでに輝いています。

これでまた安心して雪のなか、雨のなかでガンガン履くことができます。

その前にアッパーの手入れもしないと!(笑)

シボ革がお手入れが気になる方はこちらの記事がオススメです。

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Bootblackコバインキのまとめ

シボ革アッパーの手入れも終わり後はシューレースを通すだけです。

この靴にはまだまだ活躍してもらわないといけません。

良い靴は手入れをすることで長く付き合うことができる。そんなフレーズをコバインキを通じて改めて思い出した1日でした。

  • 黒いコバには使用不可
  • 乾燥時間は意外と早め
  • 想像以上にコバが綺麗になります