先日、だいぶ久しぶりの家族旅行ということでハワイに行ってきました。
約1週間強の家族水入らずでコンドミニアムで過ごすバケーション。
私にとっても、子供たちにとっても、そして長い間海外旅行に連れていってあげれなかった妻にとっても素晴らしい思い出になりました。
思い起こせば約10年前、妻がハワイの観光本で見つけたレザーソウル(Leather Soul)との出会い、そして失敗(笑)が私の靴道の始まりでした。
この常夏の楽園に再訪した今、家族をおいてでも行くべき先ひとつ。
そう、それがワイキキが世界に誇るシューズショップ「Leather Soul Waikiki」です!
Leather Soul Waikiki レザーソウルワイキキについて
オールデンを中心にジョンロブ、パラブーツ、さらには高級スーツケースのリモワなど、男心くすぐるアイテムが多数揃うセレクトショップ。
幾多のオールデンブログで紹介され、数多くの革靴ラバーが新婚旅行やバケーションで立ち寄らざる得なくなった天国スポット、それがレザーソウルワイキキです。
レザーソウルワイキキの場所は?
ハワイ観光では誰もが一度は立ち寄るロイヤルハワイアンセンター。
エルメスなどのハイブランドから、STUSSYなどのストリートブランド、ハワイらしいアイランドビンテージスリッパやABCストア、それにアメリカンな食事が多く楽しめる大きなフードコートや、レストラン、さらにはHISなどのラウンジなどなど、なんでも揃う夢のようなショッピングモールです。
そのロイヤルハワイアンセンターの最北側A棟の2Fにある唯一の紳士靴専門店がレザーソウルとなります。
見てのとおり、隣のB棟には大きなフードコートがあります。
例えば家族旅行中に「革靴なんて見に行く暇ないでしょ!」と誰かに言われても大丈夫。
トイレに行くと伝えてチラッと見に行くくらいならまったくバレない距離感なんです。
ただ、チラッと見に行ったつもりが長居してしまっても責任は取れません。(経験者)
レザーソウルワイキキに再訪!
店内に入ると左側がオールデンコーナー、そして右側がジョンロブ、パラブーツ、トリッカーズ。
そんな仕切りになっていました。
オールデンコーナーでは、私たちを永遠に悩ますラストたちに加え、エイジングサンプルがショーケースの中で展示されています。
中央には数年前に観賞用として大人気となったウィスキーカラーのシングルモンク。
右側には外鳩目内羽フルブローグのカラー4、こちらはオールデンとしてはかなり異質なモデルですね。
テーブル中央にはビルケンシュトックが少しとオールデンのブーツが並んでいました。
ショーケース反対側の中身はこちら。
左2足はカラー8のエイジングモデル、人間ですら日焼け止め必須のハワイの日光に当たり続けたらあっという間に色が抜けるんですね~。
右側はちょっとよくわかりません。(好みのスタイルではなかったのでスルーしました)
ジョンロブコーナーと別注ハワイアンローファー
オールデンコーナーと反対側にはジョンロブコーナーが広がっています。
オールデンとは異なり、短靴のみ。大定番のシティ、ダブルモンクのウィリアム、チャペル、ローファーのロペスなど定番品を抑えつつバリエーションは豊かな印象。
レザーソウルのテーマカラーであるブラウンとオレンジを融合させた結果、鮮烈なライニングカラーが大きな特徴となったLSXV Lopez。
レザーソウル開店15周年を記念して作られたこのモデルは、限定50足という超レアモデル。
実は私もちょっとだけほしいなあと思っていたのですが、在庫はラスト1足かつ、マイサイズではありませんでした。笑
アッパーカラーはブラウンのミュージアムカーフ、ライニングはビビッドオレンジ、そしてソールがハワイの砂浜のような絶妙なベージュブラウンということで、非常にハワイらしい靴でした。
トリッカーズ+パラブーツコーナー
そして最後はトリッカーズ!!
とテンションを上げてみましたが、自分には馴染みがないので素通り。
パラブーツもオールデンとは異なり、ハワイ限定モデルがあるわけではないので……。
やはりひとりの靴好きとして、ハワイで買うなら限定品が良いわけです。笑
ついにオールデンコーナーへ
店内を一通り見たので、本命のオールデンコーナーに戻り10年ぶりのリベンジ、もとい思い出の一足を吟味します。
私が訪れたタイミングではカーフについてはかなりの種類がありました。なにより印象的だったのはスエードシューズとブーツのバリエーションの広さ。
もしかしたらアメリカ市場ではコンフォータブルな履き心地といわれるスエードが流行っているのかもしれません。
以前は枯渇気味だったコードバンも潤沢……とまでは言いませんがそれなりの種類。
ブーツが3型に、プレーントトゥの990と991、ローファー2種にフルブローグ2種、そしてレザーソウル限定のセミブローグ(!)
やっぱりほしいレザーソウル別注オールデン
とはいえまだまだ物価高かつ超円安時代、それにコードバンへの渇望も特段ないことからカジュアルに履きやすいカーフのレザーソウル別注オールデンに注目しました。
そこで見つけたのがこのダークブラウンカーフのバリーラストVチップのモデル。
しっかり写真を撮り忘れたので画像はありませんが、インソックにはレザーソウルのロゴが入っています。バリーラストでしたらサイズもわかっていますし何よりオールデンらしいVチップデザインが気に入りました、これに決まり!
……残念ながらマイサイズは全然ありませんでした。
このビジカジにも使えて守備範囲が広そうな一足、ほしかったなぁ~。
加齢で足は大きくなる?はい、なります。
ところで先日から感じていたことがあります。
それは「加齢により足のサイズが大きくなるのではないか?」ということ。
最近運動不足に加えて体重もほんのり増えたのですが、どうにも靴たちの様子が変。
というのもジャストフィットだった靴がややきつめになって、カカト部分が削れだしました。
それにリラックスフィットだったはずの靴たちはジャストフィットな雰囲気を醸し出し始めていたのです。
10年弱前はUS9くらいだったゲージが、どうみても9.5に近づいています。
ということで、加齢(運動不足と体重増加か)により足のサイズは変わることがこの始まりの地で証明されたのでした。
(今の靴たちは・・・?え・・・?)
ハワイでオールデンを手に入れろ!マイサイズはあるのか!?
いろいろな現実を突きつけられましたが気を取り直して別な思い出の一足に挑戦します。
最後の挑戦者は、こいつだ!!
ハワイのオールデンショップで、あえてのガチガチ英国スタイルなフルブローグ(しかもオールデンなのに5つ穴)の登場だ!!
(しっかりコードバンなフルブローグ)
Tremontラストのサイズ感
突然現れたこのフルブローグですが、なかなか珍しいラストが使われていました。
それがTremont(トレモント)と呼ばれるラストで、オールデン純正ラストガイドによるとバンラストの次に小さ目に設定されているものの、ゲージサイズからは-0.5サイズが推奨されるレンジ。
つまりUS9.5っぽい雰囲気がある私にとってはUS9.0がちょうど良さそうなのですが、私の足は大変にワイドフィットになっているので標準ウィズとなるDウィズだと、外羽根がNGレベルに開いちゃいました。
US9.0D vs US9.5D
バーガンディのコードバンであれば9.5Dがあるということで履き比べをします。
もう明らかに右のバーガンディのほうがすべてが理想的。
コードバンはカーフと違って裂けるリスクが大いにあるのでタイトフィットはマジで危険ですしね。
とはいうものの、サイズガイドが示すとおり履いてみると9.5Dは見た目としてもやや長い印象があります。
現在ブラックコードバンのシューズは手元にありません。反対にバーガンディのコードバンについてはアナトミカ別注オールデンが超お気に入りとして活躍している状況。
そのため、やはり買うならばブラックコードバンが良いなあという気持ちがぬぐえません。
まとめ
ということで今回の訪問ではレザーソウルでオールデンを買うことは諦めたのでした。
またいつか、何年かしたら三度目の正直にチャレンジしたいですね笑
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