現在の雨雪用ドレスシューズ事情
1-2年前から本格靴にハマりだしそろそろ終わりを迎えたい今日この頃。オールデン(alden)から始まり、スコッチグレイン、チャーチ(church’s)、ジョンロブ(Johnlobb)、エドワードグリーン(edwardgreen)と色々な靴を経験、そして取捨選択し、ようやく所有欲求も落ち着きはじめ今は適正な数の革靴を揃えることを目下の目標としています。
さて、現在雨雪用のドレスシューズは合計3足。内訳は下記です。
メーカー | 形 | 色 | 素材 |
Church’s | チェルシーブーツ | Black | ポリッシュドバインダー |
Church’s | プレーントゥ | Black | ポリッシュドバインダー |
Church’s | 外羽根フルブローグ | Dark Bronw(ebony) | シボ革 |
普通の人ならもう十分じゃん!というところでしょうが靴好きにとってはそうなりません。”ちょっとだけ”足りないんですよね。色が。とくに冬の選択肢が黒か濃茶しかないって寂しすぎる!!それにこの豪雪地帯の冬をたった三足で回すにはどうにも心細いところもあります。
そんなこともあり、先日フラリと寄ってしまったParaboot青山店。
ここでパラブーツの履き心地の良さと実際に触ってみて感じた雨雪への耐性によりすっかり僕の心はパラブーツ一色になってしまったのでした。
凄まじく充実したラインナップのパラブーツ
Parabootの2大特徴
パラブーツの作る靴には大きく2つの共通点があります。
- 昔の登山靴と同じ製法のノルウェージャンウェルトで作られている!
- 雨雪に超強いオイルドレザー、通称リスレザーを使用!
この2点です。もちろんこの共通点を満たしていない靴もありますが、ほとんどのモデルで採用されています。
そしてこれらの条件を満たしつつさらにビジネスシーンで使えるモデルを絞っていくと以下の3つとなります。
- シャンボード(パラブーツの超定番U-TIP)
- アビニョン(フランス本国で一番人気のドレッシーなU-TIP)
- ウィリアム(ジョンロブの別注から始まったストレートチップダブルモンク)
そしてそして!さらに嬉しいことにパラブーツでは定番カラーが5つもあります!
- Noir(ブラック)
- Nuit(ネイビー)
- Cafe(ダークブラウン)
- Marron(ブラウン)
- Gold(ライトブラウン)
ということは、私ミウラは約15パターンの内から次のMY雨雪靴となる一足を選ばなければなならないということなんです。笑
ビジネスで使えるParaboot(パラブーツ)3つのモデル
靴の魅力の残念なところは決してテキストだけでは伝わらないこと。私の備忘も兼ねていま楽天市場で購入できるモデルをカタログ化してみました。
シャンボード:日本で1番人気!パラブーツの超定番U-TIP
まずは日本でParaboot(パラブーツ)と言えばこれ。超定番のシャンボードです。コロンとしたカワイイフォルムが特徴的で特にブラックは超定番かつ大人気商品ということでどこのショップでも入荷したらすぐに売り切れてしまうことも多いようです。
ひとつ気になる点としては固めの会社だとちょっとフォルムがカジュアル過ぎる気がします。こいつはスーツに本当に違和感なく合わせられるのか。
アビニョン:フランス本国では売り上げナンバー1のドレッシーなU-TIP
次はフランス本国の超定番、アビニョンです。シャンボードに比べかなりドレッシーになったこのモデル。日本でもよく見るU-TIPタイプなのでサラリーマンでもまず問題視されるような事はないでしょう。
ただ、色が付いてしまうと途端にとってもカジュアルな雰囲気でデニムに合わせたくなってしまいますね。黒以外が欲しい僕にとっても悩みどころです。
ウィリアム:あのジョンロブの外注から始まったダブルモンクストレートチップ
最後はウィリアム。個人的な意見かもしれませんがダブルモンクのストレートチップのエレガント&フォーマル感はずば抜けているような気がしています。見た目の問題なのかもしれませんが決して紐靴には出せない雰囲気を醸し出してくる。それがダブルモンクなのかなと。
ダブルモンクタイプのドレスシューズについては妻は所有していますが私は持っていないので一番気になっているのがこのウィリアムだったりします。
ちなみにウィリアムでよく使用されているシボ革ですがこれは”リスレザーの型押しシボ革”ではなく、”通常のカーフの型押しシボ革”という情報を直営店のスタッフに聞いたので注意が必要です。
現在の気持ち
ベーシックかつTHEパラブーツのシャンボードは非常に魅力的ですが、コロッとしたフォルムがやはり個人的な思いとしてどうにもスーツにあうイメージがつきません。
アビニョンはスタイル的にはかなり素晴らしいですが、黒以外のカジュアル感がとっても気になります。もし、まだ黒の雨雪のドレスシューズを持っていなかったらアビニョンにしたと思います。ちなみに本記事にはありませんが、青山店で販売されていたゴールドのアビニョンが非常に美しい色合いでとっても気になっています。だけどスーツには、、、うーん(笑)
ウィリアムについては、ノーサンプトンで一度逃した魚でもあるダブルモンクということや、さらにもともとはジョンロブからの委託製造を請け負っていたということから非常に魅力的。ただ問題としてはグッとくるカラーがない事。ブラックとダークブラウンはすでにラインナップにありますし、ブラウンとバーガンディはシボ革なのでパラブーツの代名詞でもあるリスレザー(オイルドレザー)が使用されていません。1足しか買う予定がないのにリスレザーが使用されていないのが何か非常に残念な気になってしまいます・・・。
うううむ!!
ということで、また靴に悩む嬉しくも苦しい日々を過ごす私でした。(笑)
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