実録!レザーソールの革靴を履き下ろし・お手入れ頻度でつま先の削れはどう変わる?

日本の気候に最適化されたビジネスソックスはTabioだけ。

先日、ご縁があって入手したオールデンのコードバンローファー。

本格靴らしいレザーソール仕様のタイプです。

これまでレザーソールの革靴を手に入れた際は、当たり前のようにレザーソールオイルを塗り、つま先にラバーチップを入れるという流れを踏んでいましたが、ふと思いました。

レザーソールオイルの使用有無の影響は何にどの程度現れるのだろうか?

たとえば、ソールの削れやすさ、返りやすさ、それにつま先の削れやすさなどなど…。

当然やるべきと思っていたレザーソールのお手入れをしなかった場合、どんな結果が待っているのか?

今回は人柱になって試してみたいなと思います。

レザーソールケアとは?

オールデンのレザーソール オープンチャネル

 

そもそも「レザーソールケアってなんだ?」という方もいると思います。

革靴の靴底は大まかに2種類あります。

  • ラバーソール(ゴム底)
  • レザーソール(革底)

ラバーソールはスニーカーと同じような合成ゴムでできたタイプ。

大抵は滑りにくく、削れにくく、やや硬く、少々重たいです。

一方でレザーソールはその名の通り、皮革素材で出来たタイプ。

こちらはやや滑りやすく、削れやすく、やや柔らかいもの。

ソールの性能だけを考えるとラバーソールが実用性の部分では優れています。

しかし、それでもレザーソールを選ぶ理由としては、やはり歩くときの軽快さだったり、使用を重ねるほどに持ち主の歩行に馴染むところがあり、そして伝統的な製法の靴底を履けるという浪漫があるからでしょう。

そんなレザーソールを長く履くためには、一般的な革靴に施すようなレザーケア(油分や水分の補給)と同様に、レザーソールに対してもケアが必要なんですね。

確認項目

alden used leather sole

今回、確認項目として下記の3つを抽出しました。

  1. レザーソールの削れ具合
  2. レザーソールの返り具合
  3. レザーソールのつま先の削れ具合

レザーソールの削れ具合

まずはレザーソールの削れ具合。

ここはもっとも削れやすい足指の付け根周りのエリアとします。

使用有無でどれだけ削れる速度が変わるのか。メインの確認ポイントです。

レザーソールの返り具合

次にレザーソールの返り具合。

要するに足馴染みの良さにどれだけ影響するのかという点です。

一般的に皮革は水分・油分を含むと柔らかくなりますが、どこまで差があるのか。

レザーソールのつま先の削れ具合

最後はレザーソールのつま先の削れ具合です。

今では削れやすいと言われるレザーソールのつま先にビンテージスチールやラバーチップを貼り、事前に保護しておくのは、本格靴界隈では当然のルールとなっています。

なぜなら返りのついていないレザーソールの革靴は、歩行時の軌道上、どうしてもつま先に地面へのテンションが過剰にかかり気味になるからです。

そしてレザーソールケアアイテムはその返りを付きやすくするもの(のはず)。

これがどういった差を生み出すのか、注目したいポイントですね。

実験1日目(近所をお散歩)

履きおろし初日。

いきなり舗装されていない道で使用開始。

いわゆるレアカラーのオールデンは赤子のように大事に扱われることも多いですが、ガンガン履いていきます。

ビフォーアフター

若干ですが、右足のほうが毛羽立ちが多いです。

ソールトニック(コロニル)

コロニル社のソールトニックを使いました。当ブログでも雨の日のレザーソールケアでご紹介しています。主成分は防水成分としてもっとも使われるフッ化炭素樹脂、それに加えて革底のしなりを良くする油脂です。

先端にスポンジが内蔵されており、とにかく塗りやすいのが特徴ですね。

実験2日目(緑が多い公園をお散歩)

2回目の登板は、市内のテニスコートです。

崖の下にあるコートなのですが、誤ったルートを選択したために初日よりも激しい道なり。

三回目は、大きな公園に履いていきました。

芝生にアスファルトに結構な距離を家族でお散歩しました。

ビフォーアフター

前回と違って左足側がけば立って白くなっています。

歩き方ではなく、やはりソールオイルを塗った方がけば立たないようですね。

ソールガード(サフィールノワール)

2日目は世界靴磨き選手権などのスポンサーも務めるサフィールノワールのソールガードです。

世界中で使用されるワールドデファクトスタンダードのこのアイテム。

ちょっと珍しいセサミシードオイル(ゴマ油)や、高級レザーケア商品に使われるアボカドオイルなどの天然オイルが主成分です。

実験3日目(オフィスで使用)

実験4回目は、職場で丸1日履きっぱなしです。

ザラザラした路面はあまり歩いていませんから、

 

ビフォーアフター

これまでと違い、社内のカーペットなどを歩いていたからか全体的に黒い汚れがつきました。

室内においても、ソールオイルありのほうが削れはすくないようです。

レザーソールモイスチャライザー(M.Mowbray)

すぐに塗り広げないとシミができるほど浸透力に優れたモゥブレイのレザーソールモイスチャライザーを使います。

削れによる毛羽立ちを抑えつつ、仕上がりはサラサラとしながらも保湿感を感じることができます。

実験4日目(ドライブや観光など)

ビフォーアフター

まあ四回目なのでわかりやすいくらいに左足側が削れて白くなっています。

ソールフレーゲ(タピール)

今回使用したのはオレンジオイルとお酢がたっぷりのドイツ産ナチュラルレザーケアブランド、タピールのソールフレーゲです。

お酢には殺菌効果があるため、嫌な匂いなどを抑える効果も期待できますし、オレンジオイルはとても心地よい香りなのでレザーケアをしている時間も楽しい気持ちになります。笑

実験5日目

ビフォーアフター

 

レザーソールコンディショナー(ブートブラック)

最終回の前に使用したのは、国産高級シューケアブランドの雄。ブートブラックのレザーソールコンディショナーです。

無印良品やロクシタンなどで有名なホホバオイルが特徴の革底用クリームですね。

レザーソールコンディショナーは粘度が緩めで浸透力もちょうど良い塩梅なので、非常に使いやすいですね。

 

レザーソールケアアイテムまとめ

レザーソールにはレザーソールケアアイテムを使ったほうが確実に良いことがほぼわかった感じですが、改めて過去5回で使ったレザーソールアイテムたちを簡単にまとめてみました。

ソールトニック(コロニル)

  • 主成分は油脂
  • 独自成分は、防水スプレーにも使われるフッ化炭素樹脂
  • ソールに直接濡れる構造!

ソールガード(サフィールノワール)

  • 主成分はセサミシードオイル、アボカドオイルなどの植物性油脂
  • 無色無臭で使いやすい!
  • レザーソールへのしみ込みもマイルドで均等に塗れる。

レザーソールモイスチャライザー(M.Mowbray)

  • 主成分はラノリン、油脂、有機溶剤
  • かなり粘度の高いテクスチャー
  • レザーソールの浸透性は非常に高い。

ソールフレーゲ(タピール)

  • 主成分、亜麻仁油、オレンジテレピンオイル、酢
  • オレンジの爽やかな香り
  • ナチュラルな一方で、お酢感が強すぎるので苦手な人は苦手。

レザーソールコンディショナー(ブートブラック)

  • 日本製ブランドのレザーソールケアアイテム
  • 主成分はホホバオイルとミネラルオイル
  • 粘度は緩めの白いクリームはとても塗りやすい!

レザーソールの履き下ろし まとめ

レザーソールのケアは必要です。

ということで本ブログ記事では、レザーソールの履き下ろしについて、ケアアイテム使用差をご紹介しました。

わかりきってはいましたが、「レザーソールはレザーソールオイルを入れたほうが削れにくい」のが改めて確認できた結果になりました。

削れにくさに加えて、レザーソールが柔らかくなって、歩き心地も良くなるとまさに良いこと尽くめ!

レザーソールの革靴を購入したら、必ずレザーソールケアアイテムを買うことをオススメします。

  • レザーソールの革靴にレザーソールケアアイテムは必須!
  • 削れづらくなり、レザーソールの寿命が延びる!
  • ソールが柔らかくなり、歩きやすくなる!

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