いつかは履きたい、チャーチのディプロマット(外交官)
http://www.church-footwear.com/at/en/collection/men/EEB0069WFF0AAB
チャーチのセミブローグといえばこのディプロマット。
個人的にはチャーチ屈指の名作と感じています。
というのも一般的にやや派手めなイメージとなるセミブローグというスタイル。
これをもっとも履きやすく、かつ英国らしいエレガントさを漂わせ、なおかつ質実剛健なニュアンスも含ませるという3つのバランスが高次元にまとまっているのがチャーチのディプロマットかなと。
まさか!と思った方はぜひ店頭で試着してみてください。
驚くほどにスーツスタイルにしっくりと”収まる”この名作シューズに驚くことと思います。
色合いですが、どの色を選んでもカッコいいですね。
私自身は以前、ロンドン本店でオーダーしたチェスナットというライトブラウンカラーを愛用していますが(今は定番品なので日本でも手に入ります)、やはり黒が一番使いやすいと思います。
むしろ黒で違いを出すならこのディプロマットを選びたいところです。
- メーカー Church’s(チャーチ)
- 製品名 Diplomat(ディプロマット)
- スタイル セミブローグタイプ
- ラスト 173(細めのセミロングスクエア)
- カラー Black Calf(ブラック)
- サイズ 85F(日本サイズ27.0cm)
1.各部分の寸法を測る
長さは約31.3cmでノーズとともにキャップ部分が長めに伸びている印象。
もちろんとんがり靴というイメージではなく、あくまでも英国靴の中では、という点はあります。
幅は約10.9cm
チャーチのディプロマットに使用されているラスト173は、ボールジョイントの張り出しについてはそこまで強い木型ではありません。
イメージよりは実寸は少し広めですが、全体的にスマートなフォルムになっているため、”横の広さ”を見た目、そして履き心地からも感じることは少ないかなと思います。
ボールジョイント部は約16.3cmと幅広足の私にはちょうど良い程度。
これはハーフサイズ上げているから故ですね。
足指の第一関節付近は約13.5cm
くるぶしまでの高さは約5.8cm。
英国系の革靴では高めでもなく低めでも一般的な水準。
リーガルで当たっていなかれば大丈夫かなと思います。
ちなみにジョンロブやガジアーノガーリングはこの部分にやや高さがあります。
2.実際に履いてみる
実寸26.5cmの筆者がUK8.5(27.0cm相当)のチャーチ ディプロマットを試着しています。
見た目の通り、足に比べてノーズがやや長く、小指と親指の付け根を結ぶボールジョイント部もややズレている感じがあります。
羽根の開き具合は約1.7cmで良い感じですね。
3.ディプロマットのサイズ感のレビュー
足の実寸が26.5cmで幅広の私にとって85Fの173ディプロマットはややタイトフィッティング。
ボールジョイント部分の位置も合っているように見えますが、小指と薬指が結構詰められています。
しかし捨て寸は長い。見た目的にも長い靴を履いている。といった感じです。
80Fの173チェットウインドと比べると途端に足を入れた感覚が少し楽になった感じがあります。
おそらく痛いタイトフィッティングの要因となっていた指回り付近のタイトな部分が靴のより前部に移動したためかなあと。足の形によってはこれで馴らしていきたい人もいると思います。
が、私のフィッティングとしては長めですね。
チャーチ純正のサイズチャーチによると85は27.5cmに相当するなので、そりゃあ長いわけです。
やはり私は80Gがベストサイズなのかと感じています。
4.Church’s(チャーチ)ディプロマット173ラストのおすすめサイズ感
足の実寸が26cmだったとした場合
- 普通幅の人(普段E~EE)
- 75Fがオススメです。
- 幅広の人(普段EEE)
- 80Fもしくは75Gがオススメです。
※miura_hの経験に基づくサイズ感ですが、購入前の試着をオススメします。
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