スエードチャッカブーツの定番とおすすめ名作をまとめてみた。

世の中には色々なブーツがありますが、もっとも使い勝手の良いブーツは何か?と問われるとスエードチャッカブーツと言う人は多いのではないでしょうか。

装飾がほとんどなく大きく革を使った贅沢なつくりともいえるチャッカブーツ。

スムースレザーと違ったスエードの美しさ。

ミディアムカットの足首だけを覆うちょうど良い高さ。

スーツにも合わせれますし、ジャケパンにはさらに相性よし!

さらにはデニムなどのカジュアルシーンでも大活躍という使いやすさ。

控えめだけど確かな存在感を足元で主張する絶妙なバランス感は、はじめてのスエード靴にもピッタリです。


スエードチャッカブーツの種類

そんなオンオフにも使えて履き心地も優しいスエードチャッカブーツの基本情報についてまとめてみました。

スエードのカラーバリエーション

出典:https://www.edwardgreen.com/

まずはチャッカブーツ全体の雰囲気を決めるスエードのカラーバリエーション、色味です。

一般的なのはスナッフスエード(SNUFF SUEDE)と呼ばれるミディアムブラウン。SNUFFは嗅ぎタバコの意です。スエードらしい美しい毛並みが特徴的で足元に適度な存在感を与えてくれます。さらに明るい色としてTabacco suedeという黄金色のタイプもあります。

もっとも使い易いのはダークブラウンで間違いありません。英語圏ではDark BrownのほかMinkやEspressoなどの呼ばれ方があり、スーツにデニムとほとんどの服装に容易に合わせることができますし、なにより汚れも目立ちにくく、革靴の本場イギリスでももっとも多く見かけた色味でした。

カジュアルに振るならネイビーなども選択肢の一つです。他にもクリーム色に近いサンドカラーも夏用のローファーやデザートブーツとして人気のカラーです。

カラーコメント
スナフスエードもっともスタンダードなタイプ。色味の幅が広い。
ダークブラウンスエードブーツ初心者向け、ケアももっとも簡単。
ネイビーカジュアル用にピッタリ。奇抜じゃないが人と被りたくない人向け。
サンド夏向けのカラー!サンドローファーがあるなら是非素足で履きたい。

ライニングの有無

次にスエードチャッカブーツの柔らかさを決めるライニングについてです。

ライニングとは靴の内側を指し、薄くしなやかなナチュラルカラーのレザーか、コットンの2タイプがあります。といってもコットンはほとんど採用されないので基本的にはレザーですね。

もっとも一般的な作りはアッパーレザーとライニングレザーの2層構造のものです。スエード素材の柔らかさを感じながらも革靴らしい足あたりが楽しめます。

おもしろいことにチャッカブーツはこのライニングレザーを省いたものも普通の革靴と異なりスタンダードとされています。この場合は非常に柔らかい足あたりとなり、とても快適な履き心地になる一方で、アッパーレザーが伸びやすいという弱点もあります。

ライニング有無足あたり
ライニングありスエードながらもしっかりとした足あたり
ライニングなしとってもやわらかい優しい足あたり

トゥのデザイン

基本的には何も装飾されていない1枚革のプレーントゥがベーシックなスタイルです。

2枚革を使ったキャップトゥスタイルもありますが、チャッカブーツではかなり珍しい型となりますね。

トゥスタイルコメント
プレーントゥ9割以上を占めるチャッカブーツのスタンダード
キャップトゥかなり珍しいデザイン

2アイレットか3アイレットか。

次に靴紐を通すアイレット数です。

トラディショナルなのは2つ穴のツーアイレットタイプ。

最近ではホールド感に優れた3つ穴スタイルのスリーアイレットデザインも増えてきています。

(3つ穴はジョージブーツとされる説もあるみたいですが、シャフトにより高さがある3アイレットを指すそうです。)

ちなみに私は3アイレットタイプを愛用しています。笑

アイレット数印象
2アイレット正統派スタイル、靴紐が緩め易い
3アイレット2アイレットに比べ、よりホールド感UP

ソールの違い

靴底(ソール)の素材にもバリエーションがあります。

大きく分けて3タイプにわかれます。

まずは生ゴムを使ったクレープソール。厚さによってはやや重さが感じられるものの、もっとも柔らかい履き心地でコンフォータブル。ただし生ゴムなので他の2タイプに比べ耐用年数に劣ります。

次にラバーソール。平たい突起がついたダイナイトソールがほとんどです。道で滑りづらく、雨などを気にする必要もありませんが人によっては靴の返りを固く感じることも。

最後はレザーソール。デイリーケアが必要で大雨では使いづらいのがたまに傷ですがハーフラバーを貼れば問題はすべて解決されます。足馴染みや返りもよく革靴らしい履き心地。

ソールタイプ特徴
クレープソール一番柔らかくコンフォータブルな履き心地だが、耐用年数は短め。
ラバーソール滑りづらく雨でも安心して履ける。
レザーソール足なじみは良いが雨雪に弱くお手入れ要。タフに履くにはハーフラバーが必須。

Church’s/Ryder(チャーチ/ライダー)

THEチャッカブーツと言えばチャーチのライダーでしょう。

英国の良心とも呼ばれるほどの適正な価格で高品質な革靴を販売しているチャーチ。

数多くのアイコンと呼ばれる名作シューズを保有していますが、このライダーもその一つです。

まるっとした81ラストは幅広い人の足に合いますし、アンライニングモデル+クレープソールなのでチャッカブーツらしい履き心地を味わうことができます。

ちなみに私の靴友でもある友人Zも愛用しています。

チャーチ サハラ 81ラスト【ライダーとの違いも】
久しぶりに友人Zから新しい靴を手に入れたと連絡がありました。 彼は同時期に紳士靴の魅力にどっぷりとハマったいわば戦友で、Brift Hの靴磨き教室に通ったり共にアンティーク仕上げに挑戦したりとまさに靴大好き野郎仲間の1人です。 ...
  • 丸みのある81ラスト
  • スエードアッパー
  • アンライニング
  • 2アイレット
  • クレープソール

Crockett Jones/Chukka(クロケットジョーンズ/チャッカ)

同じく英国の革靴メーカークロケットジョーンズではまさに「Chukka」というブーツそのものを発売しています。

こちらもチャーチのライダー同様の2アイレットのアンライニングモデル。

使われているラストはややスリムなラスト200でシャープな印象。

レザーソールなので雨の日でもガンガン履きたい場合はハーフラバーを貼ると良いでしょう。

  • スリムスタイルのラスト200
  • スエードアッパー
  • アンライニング
  • 2アイレット
  • レザーソール

Crockett Jones/Chiltern(クロケットジョーンズ/チルターン)

ミウラが愛用しているのがこちらのチルターンです。

ダイナイトソールがなので購入後すぐに使用できるのが嬉しいポイントです。

コバやソールがいわゆるアンティークエッジなので、外し過ぎないけれどもちょっと人と変わったスタイルが好みならオススメです。

また3アイレット+ライニング有なのでしっかりとしたホールド感も特徴のひとつです。

  • 丸みがありショートノーズのラスト224
  • スエードアッパー
  • ライニングレザー有
  • 3アイレット
  • ダイナイトソール

Clarks/Desert Boots(クラークス/デザートブーツ)

別名デザートブーツとも呼ばれるあまりにも有名な超名作チャッカブーツです。

アンライニング+クレープソールは大変に歩き心地が良く、大変長い間世界中の人々に愛されています。

色味はちょっとグレーがかったサンドカラーなので完全にカジュアル専用となりますね。

  • ラウンドトゥ
  • スエードアッパー
  • アンライニング
  • 2アイレット
  • クレープソール

ALDEN(オールデン)

履き心地が楽なことで有名なあのオールデン社でもチャッカブーツは人気作の一つです。

一番人気は同社のアイコンでもあるシェルコードバンを使ったタイプですが、スエードモデルも販売されています。

同社のチャッカが人気なのはコードバンを使っているからではないことを証明してくれる一足です。

  • オールデンは本当に多彩なバリエーションがあります。
  • ラスト、スエード素材、ライニング有無、アイレット数、ソールの種類
  • すべてを網羅してご紹介するのは難しいのでぜひ店頭などで探してみてください。

Drake’s/Crosby Moc-Toe Chukka Boot(ドレイクス/クロスビー)

イギリスの高級ネクタイを中心としたアパレル展開を行うDrake’s(ドレイクス)

ドレイクスがチャッカブーツ?と思う方も多いと思いますが、実は先日エドワードグリーンでセールスマネージャーを担当していたフレデリック・ブリンドハイム(Fredrik Blindheim)さんが入社されています。そしてその数年後に狙ったかのようにコンフォートを売りにしたチャッカブーツを発売・・・。

完全に関連性を意識せざる得ないですよね。

柔らかいスエードにフワフワのクレープソール、そして同社が販売する高級路線のアパレルにも絶妙にフィットする上品なスエードチャッカブーツはオンオフともに大活躍すること間違いなしでしょう。

  • やや細身のモカシンスタイルのラウンドトゥ
  • スエードアッパー
  • ライニングあり
  • 3アイレット
  • クレープソール

Sander/Mad guard(サンダース/マッドガード)

サンダースのマッドガード。

英国のチャッカブーツといえばこちらのサンダース社のマッドガードを外すことはできません。

スエードスタイルのチャッカブーツ、そしてクレープソール。なにより最大の特徴はスエードアッパーとクレープソールがラバーテープで補強されていることでしょう。

これにより他のスエードチャッカとは異なる雰囲気となっており、さらには耐水性では頭ひとつ抜きん出ているといっても過言ではありません。

私の愛読ブログいぶし銀杏な生活のGohkitiさんも愛用されており、靴好きにとっても満足できる一足なのは証明済みなのも安心なポイント。

  • ラウンドトゥ
  • スエードアッパー
  • ライニングあり
  • 2アイレット
  • ラバーテープ付きクレープソール

スエードチャッカブーツ定番品とオススメ まとめ

本記事ではスエードチャッカブーツの基本情報や名作、定番品についてまとめてみました。

  • 革靴カテゴリーでもっとも履き心地がコンフォート。
  • お手入れも基本的にはスエードスプレーだけあれば良く、メンテナンスも大変楽チン!
  • 一足あればオンでもオフでも、旅行でも活躍できる便利なブーツ

良いところを挙げれば実は切りがない隠れた定番品、それがスエードチャッカブーツだと思います。

この記事がそんなスエードチャッカを探している方に少しでも役立てば幸いです。

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