定番ワークブーツブランドを比較検討してみた話。【カジュアルブーツを買い替える】 | ミウラな日々

定番ワークブーツブランドを比較検討してみた話。【カジュアルブーツを買い替える】

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最近、カジュアル用ブーツの入れ替えを考えています。

上の画像は、かれこれ10年近く愛用しているKEENのカジュアルブーツ。

耐久性に優れるスエードに、ゆったりとした足入れ感、KEENならではのつま先ガードがついており、キャンプやフェス、悪天候時の長靴代わりにとだいぶ活躍してくれています。

しかし最近気になるのソールの減りです。

そして年齢と共に変化してきたファッションとの親和性。今のミウラが普段使いするには少々アウトドア過ぎるんですね。

そんな訳でカジュアルブーツの入れ替え、もといワークブーツについて本格的に検討し始めました。

もちろん狙いはドレスシューズで慣れ親しんだ「グッドイヤーウェルト製法」の屈強な作りのモノ。

そこで本記事は私がワークブーツを購入するにあたって調べたことをまとめてみたいと思います。

 

RED WING(レッドウィング)

出典:https://www.redwingamsterdam.com/

まず一番最初に頭に浮かんだのはRED WING(レッドウィング)です。

もう説明不要といってしまっては身も蓋もないのですが、それほどまで全年代に愛されるアメリカ産のブーツメーカー。キング・オブ・ワークブーツ。

アメリカ開拓史と共に歩んできたと言われる歴史を紐解くだけでもテンションが上がります。

ドレスシューズ同様に縦のサイズだけではなく、横のサイズ(ウィズ)の展開も行っている点にはついては個人的にかなり高評価。

ベックマンブーツ

レッドウィングでミウラが目を付けているのは「ベックマンブーツ」です。

プレーントゥという装飾が使われていないシンプルなタイプで、もともとはファーマー用に家畜の糞尿がついてもへこたれない皮革素材を用いてつくられたブーツが原型だそう。

現在流通しているベックマンブーツは、その当時の皮革を現代技術でアップデートされ、自社タンナー(!)で作り上げたブラックフェザーストーンというアッパーでつくられており、抜群の美しさと耐久性を両立しているそうな。

  • キング・オブ・ワークブーツ
  • 世界で最も有名で、最も多くの人に愛されているブーツメーカー
  • 価格:約50,000円

Wolverin(ウルヴァリン)

出典:https://www.wolverine.com/

次に目を付けたのがWolverin(ウルヴァリン)です。

意外にもRED WINGを凌ぎ、アメリカでもっとも大きなブーツメーカーとなるWolverin(ウルヴァリン)。

ブックマークさせていただいている「いぶし銀杏な生活」のgohkitiさんが愛用されていることから、ずっと気になるブーツメーカーとして頭の片隅に残っていました。

1000mileブーツ

1800年代後半に創業後、1914年に発表した「1000mileブーツ」

1000マイル歩いても壊れず、ブーツは頑丈、履き心地は柔らか。と、当時から大絶賛を受けていたそう。※ちなみに1000マイルは約1600km。

現在はオールデンにコードバンを供給していることでも有名なHorween社がつくるクロムエクセルレザー(クロム混合なめし)が使用されています。

  • 耐久性が売りのワークブーツ
  • クロムエクセルレザーを使用
  • 価格:約35,000円

WHITE’S(ホワイツ)

出典:https://whitesboots.com/field/350-cruiser/

3つ目は同じくアメリカのワークブーツメーカーとなる「WHITE’S」です。

南北戦争時代より、ハンドメイドによるワークブーツを作り続けてきたブーツメーカーで、ドレスシューズで言うならばジョンロブやエドワードグリーンのような立ち位置にあるようです。

大量生産とは一線を画したその品質に、土踏まずのフィット感は究極そのものらしく、足に合えば最高に一足となるのだとか。

セミドレス

そんなホワイツで気になっているのこのセミドレスと呼ばれるワークブーツです。

ぶ厚く、超高品質なアッパーレザーにダブルソール+ビブラムソールを組み合わせ、ハンドクラフトで立体感のあるビジュアルになるよう丁寧に作り上げられています。

なによりくびれた積み上げヒールはホワイツの代名詞といっても過言ではありません。

  • ハンドメイドのワークブーツ
  • 大好きな土踏まずの突き上げフィット感がある
  • 価格:約80,000円

Dr.Martens(ドクターマーチン)

出典:https://blog.drmartens.com/heres-what-you-missed-at-best-kept-secret-festival/

アメリカが続いていましたが、次に検討したのがイギリス生まれのドクターマーチンです。

もともとはリハビリのために作った革新的なクッションソールが元で人気となったブーツメーカーで、イギリスでのパンクやロック文化の後押しもあり、若者を中心に全世界で一般的なブーツとなりました。

前述のホワイツとは異なり、まさに大量生産を地で行くワークブーツになります。

8ホールブーツ

そんなドクターマーチンの大大大定番ワークブーツがこの8ホールブーツ。

いわゆるガラスレザーでつくられたアッパーは雨雪を通さず、エアー入りのバウンシングソールは他のブーツの履き心地とは決定的な差があります。

なにより安価なのが良い。(笑)

  • イギリス生まれのワーク(?)ブーツ
  • ガラスレザー+バウンシングソールでかなり使いやすい
  • 価格:約13,000円

Rolling dub trio(ローリングダブトリオ)

最後は日本の新進気鋭のブーツメーカー、Rolling dub trio(ローリングダブトリオ)です。

昔ながらの日本人の足、いわゆる幅広甲高+小ぶりなカカトにフィットするよう、幅は広め、踵は小さめにつくりながらも見た目はそうは思わせないという理想的なパターンづくりに力を入れているのだとか。

このブログにたまに登場する友人Zも所有しており、その品質の良さは折り紙付き。

ミッドカットワークブーツ

Rolling dub trio(ローリングダブトリオ)で気になったのはこちらのミッドカットワークブーツ。

ワークブーツの唯一の懸念点が脱ぎ履きのしづらさです。何をいまさら感が強いのですが、このミッドカットワークブーツなら多少は脱ぎ履きしやすいのかなと。

また、まさに典型的な昔の日本人足を持つ私にとって同社の設計思想は足にぴったり合いそうです。

  • 日本製のワークブーツ
  • 幅広で踵小さめラストは日本人の足にピッタリ
  • 価格:約60,000円

ドレスシューズメーカーも

元々は革靴大好きなミウラですから、ドレスシューズメーカーからも一応検討してみました。

Tricker’s(トリッカーズ)

ドレスシューズ好きとしては外せないのがトリッカーズ。

そのモールトンといえばカントリーシューズの代表格です。

しかし、今回は対象から除外しました。というのもたぶんこのブーツを買ったら今所有しているKEENのブーツのように酷使できません。(笑)

丁寧に磨くだろうし、履いた後にはシューツリーを入れて大切に保管するでしょう。

ですが今回はそういう扱いをしなくて良いブーツを求めていますから。

Alden(オールデン)

忘れてはいけないのが矯正靴から生まれたオールデンが販売する「インディーブーツ」です。

つま先に余裕があり足指に自由が効きやすいトゥルーバランスラストに、インディジョーンズが劇中で愛用していたというロマン、もちろん実践においてもワークブーツとして極めて素晴らしい相棒になること間違いなしです。

だけどU-TIPなんですよねぇ、U-TIPはたくさん持っているのでワークブーツで増やしたくないのが正直なところなんです。

まとめ

ということで本記事ではミウラが気になったワークブーツたちをご紹介してみました。

どれもこれも良いところがあり、全然決められないのですがやっぱりレッドウィングが気になるところでしょうか。立ち位置がかぶるウルヴァリンにはあまりグッときていないのが正直なところ。

ホワイツのセミドレスはかなり気になりますが(フィット感大好き人間なので)、流石に一足目から上級編過ぎるような気もしています。ローリングダブトリオもホワイツ同様。

以前考えていたドクターマーチンは服装なども含めるとちょっと状況変わってしまったかなと。

そんなわけでブーツ雑誌をkindleで買い込んで妄想し続けるミウラでした。

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