ニューバランスのRCP280(LAM35689)インソールのレビューとサイズ選び!|最強スニーカー用中敷きの性能は? | ミウラな日々

ニューバランスのRCP280(LAM35689)インソールのレビューとサイズ選び!|最強スニーカー用中敷きの性能は?

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スニーカーや靴を履いているとどうにも足にあとちょっとだけフィットしない!そんな感覚を覚える人は多いと思います。

大抵の場合はそのまま履き続ける方が多いと思いますが、実は世の中にはインソール(中敷き)という優れたアイテムがあったりします。

このインソール業界は実はかなり奥深くてですね、インソールメーカーをはじめ、素材や種類、用途などなど本当にたくさんの選択肢があります。

そしてそのインソールについて私が触れているということは・・・。

 

ニューバランス RCP280 インソール レビュー サイズ選び

ということで、今回はニューバランスのインソールを購入してみました。

前回の記事で紹介したM574なんですが、これまでニューバランスのハイエンドラインのひとつ「MADE IN UK」の577を愛用していたこともあり、どうにも履き心地が柔らかすぎる・・・。

そんな訳でついにNEW BALANCE公式インソール「サポーティブリバウンドインソール RCP280(LAM35689)」にこと手もとい足を出してみた訳です。

(結論から言うと、どんなスニーカーも履き心地がレベルアップするコスパ最強の万能インソールでした!)

NEW BALANCEとインソールの関係性について

NEW BALANCEとインソールの関係性について

「雲の上を歩くような履き心地」と呼ばれるほど有名なスニーカーメーカーとなるニューバランスですが、実はもともとインソールから始まった会社なのは意外と知られていません。

しかもあのアメリカ最強革靴メーカーとなるオールデンと同様に矯正靴業界向けのインソールだったそうな。

そんな超本格的な歴史を持つ会社がつくったサポーティブリバウンドインソール、期待しかできませんよね。(笑)

 

RCP280(LAM35689))はRCP150の強化バージョン!

RCP280(LAM35689))はニューバランスが日本国内で展開している最新のインソールです。

  • 足裏前面にはスムーズな蹴り出しをサポートする高反発EVAを採用。
  • 内外のアーチを物理的にサポートするTPUスタビライザー。
  • そしてカカト部にはニューバランス独自のABZORB素材で着地時の衝撃を軽減。
  • さらに前バージョンとなるRCP150で課題とされていたインソール表部分のスベリについても新素材ナノフロントにより卓越したグリップ力が追加されました。

まとめると、、、要は「スニーカー用の最強インソールが爆誕した!」ということなんですね!

 

ニューバランスRCP280インソール|NEW BALANCE

それではニューバランスの追加インソールRCP280の機能や素材について、スポットを当てていきたいと思います。

インソール表面はNanofront(ナノフロント)

靴下と触れる表部分は新素材ナノフロントを採用。

このナノフロントは髪の毛の1/7500の細さで、世界で初めての直径700nmの帝人ファイバー製ポリエステル繊維で出来ているそう(途中でよくわからなくなった)

要するに一般的な繊維でつくられたインソールに比べて表面積が数十倍になり、靴の中で足がずれにくい効果を発揮するそうです。

摩擦性を付属のNB純正インソールと比べてみる

付属のインソールはサラサラとした肌触りですが、RCP280はしっとりとした肌触りです。

指で撫でると気持ち引っかかるような感触が特徴的。

ミウラ
ミウラ

なるほど、これが表面積数十倍効果か!

高反発EVAが足裏全体を包み込む

RCP280のメイン素材として採用されている高反発EVAは、ショックを吸収しながら、歩き出し時に反発力を与えることでより軽快に歩けるようサポートしてくれる夢の素材です。

反発性を付属のインソールと比べてみる

付属のインソールはよくある低反発枕の固いバージョンといったところ。

ショックを吸収するでしょうが、反発力はほぼ期待できません。

そして、あらためてRCP280を触ってみると高反発EVAは明らかに押し返す力を感じます。

 

TPUスタビライザーとABSORB

長時間歩いていると崩れてきがちな内外のアーチは、カカトをぐるりと囲み土踏まずまで伸びている軽くて丈夫なTPU素材で出来たスタビライザーがサポート。

さらにカカトの荷重がかかるポイントにはニューバランスならではの超高品質な青いアブソーブ素材が入れ込まれており、旅行などの長時間歩行もなんのその!といったところでしょうか。

RCP280 インソールの超立体的なヒールカップ

RCP280 インソールの超立体的なヒールカップ

そしてTPUスタビライザーとアブソーブによって形成されているのがこの超立体的なヒールカップです。

付属インソールはただのまったいらですが、RCP280のヒールカップは約4倍ほどの高さ。

ミウラ
ミウラ

長時間歩行時の疲労に直結するカカトのホールド感にかなり期待できそうです。

RCP280サポーティブリバウンドインソールのサイズ選びの注意点

RCP280のサイズ選びの注意点

さて、インソールを選ぶときにもっとも悩むのはサイズ選びではないでしょうか。

私もとっても悩みました。

M574LEKはUS9.5で日本サイズは27.5cmです。

今回購入したRCP280は日本LサイズとOサイズの2つです。

なぜ2つも購入したのか?

 

RCP280インソールのサイズ選びの疑問点

私の中でインソールに対するサイズ選びの正解がわからなかったんです。

  • インソールが示すサイズって足の実寸?
  • それともスニーカーのサイズ?

ということで値段もそこまで高くないので2つ購入して試してみました。笑

 

RCP280 インソールのサイズ違いはアーチサポートの長さに差あり!

サポーティブリバウンドインソール

2つ並べてすぐに気が付いたことがあります。

それはインソール自体の長さ・・・ではなく、TPUスタビライザーの長さの違いです。

赤いプラスチックのようなパーツのところに注目してください。

明らかに土踏まず部分が一回り大きくなっています。

実際にフィッティングしてみましょう。

日本サイズL(26.0-27.0)

足の実寸が26.5cmの私には日本サイズL(26.0〜27.0)はピッタリな感じがします。

しかし・・・。

日本サイズO(27.5-28.5)

日本サイズO(27.5〜28.5)は圧倒的に土踏まず部分のサポート感が高い!

そしてフィット感もこちらのほうが抜群に良い!

そうか、RCP280はスニーカーのサイズで選べばいいんだ!ようやくわかったぞ!

 

インソールをカットする

ニューバランスのインソールをカットする

とはいえスニーカーのサイズに比べて圧倒的にサイズ展開が少ないインソール。

場合によっては適度な長さにカットする必要があります。

一番簡単なのはこちらのやり方。

RCP280インソールの上に元々入っていたインソールを乗せて、踵を合わせてからつま先部分にボールペンでマーキングしカット。

これでばっちり同じサイズにすることができます!

 

元々入っていたインソールとぴったり同じ長さとなったRCP280インソール。

 

ニューバランス RCP280(LAM35689)インソールを入れる

カットしたインソールを入れると、、、ほらピッタリ!

 

RCP280(LAM35689)インソールの厚さ

RCP280(LAM35689)サポーティブバウンシングインソールの厚さ

ちなみに厚さはほぼ同じです。

よくあるインソールを交換したらサイズ感が変わってしまう問題はほとんど発生しなそうです。

 

最強インソールRCP280(LAM35689)と標準インソールを比較

ニューバランス 標準インソールと(LAM35689)インソールの比較

色々とウンチクを垂れましたが結局は履き心地が良くないと使い物になりませんよね。

そんな訳で付属のインソールと比べてどういった違いがあるのか、実際に散歩して確かめてみることにしました。

ちなみにデニムは先日購入したアナトミカの618オリジナルジーンズです。

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お気に入りのジーパンにお気に入りのスニーカー、これだけで気分はウキウキです!(笑)

ちなみに右足はRCP280サポーティブリバウンドインソール、左足が付属インソールです。

 

歩き心地に違いあり!

それでは出発!

合計30分ほど歩いてみたところ、歩きはじめはよくわからかった違いが明らかになってきました。

ソールの柔らかさ 標準インソール>RCP280(LAM35689)

まずソールの柔らかさです。付属インソールはふにゃりとした履き心地。

RCP280はやや固めで若干ながら反発力を感じます。

ホールド感 RCP280(LAM35689)>標準インソール

ホールド感は圧倒的にRCP280が上です。

立体的なヒールカップに、滑りにくい表部分。まさにスニーカーと足が一体化といったところ。

付属インソールは靴の中で足が滑ります。

アーチサポート RCP280>>>標準インソール

明確な違いはこのアーチサポートです。

付属インソールではもともとM574がシャンクと呼ばれる踵から土踏まずまでのいわゆる靴の骨となるパーツが入っていません。

私がこれまで履いていたM577にはこのシャンクが入っており、歩いたときの踵から土踏まずまでのサポート感がまるで違います。

M574にRCP280サポーティブリバウンドインソールを入れることにより、MADE IN UKなどの上級ライン並み、あるいはそれ以上のサポート力を手に入れることができるのが明らかとなりました。

 

比較しながら歩くのって楽しい!(笑)

ちょっとの小雨も気にせずグングンと進んじゃいます。

 

アーチサポート機能は旅行でも大活躍!

ニューバランスの純正インソールとLAM35689

一日約2万歩近くも歩く旅行に行くならこのRCP280インソールはまさにオススメです。

こちらは別モデルのニューバランス991.9です。(SL-1ラストなのですがとくに調整することもなくピタリと合いました。)

先日、パリとロンドンへ数日間旅行にいってきたのですが、ニューバランス+RCP280インソールのおかげでまあ足が疲れないこと疲れないこと!

今後旅行に行く際のマストアイテムリスト入りとなりました。笑

冬はブーツに入れてもOK!!

RCP280 LAM35689 レッドウイング 冬はブーツ

ちなみにRCP280(LAM35689)はスニーカー専用のインソールだと思ってませんか?

実は冬でもブーツに入れることで大活躍します!

もちろん、冬用のインソールのような暖かさはありませんが、アスファルトの上を歩くときの快適さはめちゃくちゃに向上します!

とくに革底のブーツにはかなり効果的で、歩くことが本当に楽しくなりますよ(マジで)

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RCP280とRCP150の違い

ここで改めてニューバランスの純正インソールとなるRCP280(LAM35689))とRCP150(LAM35688)はの違いについておさらいします。どちらも高性能なインソールに違いありませんが、当然いくつかの違いがあります。

主な違いはサポート力とクッション性でしょう。

RCP150サポーティブクッションインソールはRCP280に比べるとカジュアルシューズや日常使いに適しています。

サポーティブバウンシングインソールことRCP280はアーチサポートと厚めのクッションに加えて反発力が備わっており、長時間の立ち仕事やスポーツでも使えるのがうれしいポイント。

RCP280 と RCP150 の素材と構造の違い

RCP280 と RCP150 は、素材と構造の面でも異なる特徴を持っています。

RCP280は、耐久性のある高密度かつ反発力のあるEVAフォームとABSORBを組み合わせて使用しており、優れた衝撃吸収性を提供しています。また、インソール表面のナノフロント素材による通気性のを確保しつつスニーカーの中で足が滑りづらくなる仕掛けがあります。

RCP150は、ABSORBと柔軟性のあるカーボンファイバープレートを使用しており(このプレートはRCP280でも使用されています)、軽量でありながらもしっかりとしたサポートを提供します。、もちろんこちらも通気性に優れたデザインが特徴です。

RCP280 と RCP150 の価格比較と選び方のポイント

RCP280とRCP150の価格は、一般的にRCP280の方が高めに設定されています。

ここまでブログを読んでいただいたら容易にご想像いただけると思いますが、RCP280(LAM35689)インソールには、より高い素材コストと高度な技術が反映されているためです。

選び方のポイントとしては、はっきりいって数百円の差なのでRCP280ことLAM35689を選ぶ以外はないと私は思っています。笑

ニューバランス製の良いインソールがほしいと思ったらサポーティブリバウンドインソールRCP280を購入しましょう!

ニューバランス最強インソールRCP280のまとめ

ニューバランス最強インソールRCP280のまとめ

ニューバランスのRCP280サポーティブリバウンドインソールは安くて、軽くて、疲れない!

そんな3拍子揃ったアーチサポートも素晴らしいインソールでした。

さすがは矯正用インソールからスタートしたメーカーといったところです。

ひとつ気を付けなければいけないのはインソールは消耗品だということ。

(TPU部分はともかくEVAスポンジ部分は確実に潰れていきます)

よく履くスニーカーであれば1年程度履いたら交換することをオススメします。

それでは良いスニーカーライフを♪

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