チャーチのポリッシュドバインダーカーフは雨や雪に強い?
チャーチ独自の革素材、「ポリッシュドバインダーカーフ」
本素材を使用した靴はほとんど手入れいらずで輝きを保つメンテナンスフリーの靴として知られています。
これは表面上を樹脂で加工しているおり、基本的に甲革自体に色々な要因によるダメージが入りづらいためで色落ちも同時に防ぐというその副次的効果も持っています。
ポリッシュドバインダーカーフを使用したチャーチの靴たち(参考)
チャーチ バーウッド(Burwood)
チャーチ シャノン(Shannon)
今回使用している靴。チャーチ ヒューストン(Houston)
実際にチャーチのポリッシュドバインダーを雪道で履いてみる。
私たち夫婦が住むこの土地にもこの通り。ついに冬将軍がやってきました。
一歩自宅から外に出るとこの有様。軽く20cmくらいは雪が積もっています。
こういった状況に立ち向かうため、ノーサンプトンで購入したのがこの靴。チャーチのヒューストン(Houston)ポリッシュドバインダーカーフを使用したチェルシーブーツです。
足元はこの状況。スラックスにも雪が付いています。
冬道や雨の日用に購入したチャーチのHoustonですが、幸運なことに今のところ水分が靴の中に侵入したことはありません。
しかし、やはり雪は雪。足の乗っているときは足の温度がみるみる下がっていくのがわかります。(笑)
いつも自宅に帰ったときに雪はほとんどブラッシングで落としていましたが、どのくらい水分を浸み込んでいるのかふと気になり実験することにしました。
雪が載ったポリッシュドバインダーカーフを観察。
ということで、ポリッシュドバインダーカーフがどれだけ雪(や雨)に強いのか観察してみます。
自宅前の雪かきから帰ってきたタイミングで撮影を行いました。
尋常じゃないくらいの雪が付いています。
これがオールデンなどのコードバンなら卒倒ものです。(笑)
そのまま放置して約15分後、雪が全て解けて水滴になっています。
さっそく接写したものがこちら。
見ての通り、ほとんどの水滴を弾いています。もちろん防水スプレー等は使用していません。
水滴をブラッシングしました。
少し待つとこの通り、いつも通りの状態になりました。表面もしっとりした触り心地ではなく、いつも通りのポリッシュドバインダーの触り心地です。
接写でみてもこの通り、水分で革に影響は一切出ていません。
まとめ
- チャーチのポリッシュドバインダーカーフは雨や雪に強い!
- 樹脂層がガッチリ水分をガード!
- しかし、クリームが入るという話に疑問が生じてしまいました・・・。
シューツリーを入れて、次の出撃に備えます。
ブログ内を検索する!