EDWARD GREEN ダークオーク ナリッシングクリームを使ってみた。【EG純正靴クリームの使用レビュー】 | ミウラな日々

EDWARD GREEN ダークオーク ナリッシングクリームを使ってみた。【EG純正靴クリームの使用レビュー】

※当ブログには広告が含まれています。

本格靴にちょっと詳しい人なら、有名シューメーカーのほとんどの純正クリームはフランスのサフィールがOEM製造していることは周知の事実だと思います。ジョンロブ、ベルルッティ、J.M.Westonなどなど・・・。

しかし、とある超有名英国シューメーカーの純正クリームが日本から供給されることになったのはご存知でしょうか?

 

 

それが今回使用するエドワードグリーンのナリッシングクリームです。

 

EDWARD GREEN ナリッシングクリームとは

これまでエドワードグリーンは純正ケアアイテムとしてポリッシュ(ワックス)しかラインナップしていませんでした。

当時の話を調査してみると以前は純正ポリッシュだけでアッパーすべてのケアを勧めていたようですね。

クリームとワックスが別なのが当たり前の世代(?)からすると「おいおい、マジかよ・・・」と思ってしまいますが、配合比率が違うだけというのがほとんどらしいので薄く塗って長く使う分にはあまり関係ないのかなあ?なんていまさら思ってしまったり。

でもワックスだけのシューケアは正直ちょっと怖いですよね。(笑)

出典:https://putthison.com/from-the-edward-green-factory-sale/

 

EGナリッシングクリーム展開カラー

ちなみに現在展開されているカラーは下記7色。

これだけあればエドワードグリーンのほとんどのカラーは抑えることができそうですね。

エドワードグリーンは独自のカラー設定があるので、なかなかピッタリの色味を見つけることができませんから、これは嬉しいラインナップといえるのではないでしょうか。

  • ナチュラル(無色)
  • ブラック(黒)
  • ダークオーク(濃茶)
  • チェスナッツ(茶)
  • バーガンディ(赤茶)
  • ネイビー(紺)
  • ライトタン(薄茶)

ナリッシングクリームを使ってみる

それでは実際にエドワードグリーンの新しい純正クリーム「EGナリッシングクリーム」を使っていきたいと思います。

先ずは香りですが、これはもう完全にブートブラックです。隠す気もありませんね(笑)

ちょっとだけケミカル感が漂います。

 

使う場所:履きシワ

今回はクリームのビフォーアフターがわかりやすいよう、先にクリームを使う場所をピックアップしてみました。

まずは上質なカーフならではの繊細なシワが入った履きシワ部分。

使う場所:擦り傷

次に爪で引っかけてしまった履き口の擦り傷です。

こういった傷はミウラの経験上、同色の靴クリームでほぼ消えるものですが果たして。

 

ナリッシングクリームのテクスチャー

それではナリッシングクリームを手にとってみます。

新しい靴クリームを買ったときに一番心がときめく瞬間です。(笑)

 

粘性と弾力がやや強めのクリーム、これもコロンブスのブートブラックとほぼ同じです。

おそらくは色味調整がメインで若干だけ成分もカスタマイズしたようなイメージでしょうか。

 

ナリッシングクリームの塗り心地

クリームの伸びはブートブラックの特徴そのままです。

軽く伸び、そして割と早く乾く。

塗りこんでいくとすぐに引っかかりを感じる塗膜が形成されます。

これをブラッシングすると良いツヤが出るんですよね~♪

 

ダークオークカラーのクリームは若干濃い目の仕上がり

塗ってみて気が付いたのですが、EGナリッシングクリームのダークオークカラーは若干濃い目の仕上がりです。

もっともエドワードグリーンのダークオークのアッパーはロットでかなり明るさに差があるのでクリームが濃いのか、ミウラの持っているダークオークが明るいのかは極めて微妙なところですが。

 

クリームの塗膜形成力がわかる一枚。

(そしてやや暗めのトーン)

 

クリームを塗ったらブラッシング

靴クリームを革靴に塗りこんだら数分放置しましょう。

クリームの油分がアッパーのコラーゲンに浸透し、そして表面にはロウ分などによる塗膜が形成されます。

 

これを馬毛ブラシや豚毛ブラシでリズミカルにブラッシング!

みるみるうちに鈍いツヤが出始めてきます。

 

嗚呼、完璧なツヤ・・・。

 

バフィングも忘れずに!

さらにもう一段階こだわりたい人はバフィングをオススメします。

レザーグローブやストッキング、使い古したTシャツなどの柔らかいもので靴全体を磨いてやるとより深い光沢が生まれてきます。

ナリッシングクリームのビフォーアフター

水分油分が失われがちな履きシワ部分はしっとりとした感触に。

もちろんそのまわりのアッパーも美しき。

 

爪でひっかいた傷もほとんど目立たなくなりました。

革靴を棚などから取り出すときたまーにやっちゃうのでミウラ的にはこういった補色力はかなり大事です。(お恥ずかしい)

 

ナリッシングクリームとクレム1925と比較してみた

せっかくなので私が一番多くのブラウンカラーを所有しているサフィールノワールのクレム1925のブラウン軍団と色味を比較してみます。

左からブラウン、タバコブラウン、パリジャンブラウン、ダークブラウンです。

 

うーん、どれとも一致しないかな?(笑)

 

一番誓いのはクレム1925のブラウン

比較の結果、ダークオークに一番近い色味はブラウンということが判明!

ですが実際にはブラウンとタバコブラウンの中間くらいの色合いですね。

クレム1925のブラウンをお持ちの方はわざわざ購入しなくても良いかもしれません。

EDWARD GREENナリッシングクリームのまとめ

ということで今回はあの日本のコロンブスが、あの英国靴の名門「エドワードグリーン」とタッグを組んでつくったナリッシングクリームの使用レビューでした。

やはり専用にカスタマイズされたクリームは良い!

色味もそうですが所有感も相当GOODです(笑)

こちらは楽天やAmazonでは販売されていないので、興味がある方はストラスブルゴの店舗かウェブショップを覗いてみてくださいね。

ブログ内を検索する!

タイトルとURLをコピーしました