これはとある春の旅日記…。
だいぶ遅くなってしまいましたが、ようやくこの旅ログに手をつけ始めました。
30代の靴好き2人とおばさんが織りなす珍道中。
全8話ほどを予定していますので、お時間ある方は楽しんでいってくださいね。
今回の旅の目的は?
前々から「一度はヨーロッパに行ってみたいわぁ~」と言っていた母の希望をかなえる為、1年ほど前から準備を進めていたこの計画。
色々な事情にタイミング的に今しかないということもあって、これまで海外にはほとんど行ったことがない母が最大限楽しめるよう、妻に了解を得て少しずつ準備を整えてきました。
母のために親子旅行を企画した。
はじめての旅行先に母とともにいくのは不安だけれども、数回行ったことがある国・街であれば最大限楽しめるよう案内もできるというものです。
主要な観光地はもちろん、名物もすべて制覇。
世界遺産も巡りますし、ショッピング体験だって忘れません。
さらにはこっそり自分の趣味である革靴店を訪れる時間なんかも確保しつつ…
とまぁ、ここまでならただ親孝行息子で終わったのですが、何かの拍子にこのことを以前からブログに登場している友人Zに話してしまい、軽い気持ちで「一緒にいきます?」と言ってしまったミウラ。
いつの間にか三人旅に!?
こういうとき空気を読まないで「マジで行っていいの?」と言ってしまうのが友人Zという男です。
かくして、不思議なフシギな3人での珍道中が決まったのでした。笑
本日の予定はこちら。
- ANAのプレミアムエコノミーでフランスへ向かう。
- シャルルドゴール空港からパリへ。
- ホテルでとあるものを受け取る…。
- ビストロで〇〇肉とカタ〇ムリを食らう!
プレミアムエコノミーでちょっと優雅な空の旅
いわゆる中流家庭に属するミウラですから、海外に行くときはいつもエコノミークラスです。
しかし、今回は高齢の母がいるためちょっと奮発してプレミアムエコノミーで座席を予約。
空の旅疲れで体調を崩してしまったら元も子もないですからね。
結果的には広々とした座席で休むどころか、機内でシャンパンなども味わって楽しみ尽くすことができました。
詳しくは下記記事にて!
ちなみに友人Zは別席…。
(元々違う便で行く予定だったのですが、たまたま空いた1席に滑り込みセーフ)
シャルル・ド・ゴール空港に到着。
10時間ちょっとのフライトを経て、
羽田空港からシャルル・ド・ゴール空港に到着した我々一行。
この金色のトンネルをくぐるとフランスにきたなあと実感します。
相変わらず適当な入国審査
相変わらず列が長いけど適当な入国審査。
家族旅行できたことを伝えると少し笑顔で送り出してくれたような?
ところでお母さん、マスクはもう外してね。
(今となっては逆に外しちゃいけない情勢になってしまいましたね)
もはや乗りなれたロワジーバス
颯爽とロワジーバスに乗り込み、パリ市内中心部にあるオペラガルニエに向かいます。
PARIS OPERAの文字が流れる電光掲示板。
何度訪れても、PARISの単語を見ると否応なしに気分が高まってくるもんです。
久しぶりのパリ。
当分くることはないと思ったんですが・・・人生何が起こるか本当にわからないものです。
目の前にはオペラガルニエ、左手にはギャラリー・ラファイエット。
まわりにはオシャレなパリジャンと観光客がまざりあう。
そして数多のテラス席で食事を楽しむ人々。
あぁ、パリに戻ってきたんだなと実感します。
パリの宿はホテル エタジュニ オペラ
そんな忙しない様子のオペラガルニエから徒歩数分のホテル「エタジュニ・オペラ」が今回の宿です。
これまでパリには2回滞在しましたが、結論として観光とショッピングメインならオペラ・ガルニエの南側が便利と感じていますがどうでしょうか。
この旅では高齢の母がいるため、いつものように立地重視の安宿を選ぶ訳にいきません。
オペラガルニエ地区で、ウェブサイトが日本語対応しており、部屋が広めで、ツインベッドがあって、朝食付きの4つ星ホテルとなるとなかなか選択肢はありませんでしたが、得意(?)のサーチ能力で条件にぴたりと合うホテルを見つけることができました。
広くて快適なツインベッドルーム
部屋もパリにしてはかなり広めでなによりかわいい!
これはこれまでにくらべて随分と快適な滞在になりそうです。
(パリのホテルは内装がお洒落ですが本当に狭いところが多い!)
パリ旅行でのホテルに悩んでいる方はぜひ一度見てみてください。
オペラ座付近でツインで広くて、宿泊費も朝食も適正価格。
かなりオススメですよ!
旅行用のニューバランスが到着!
今回、ほぼツアーコンダクターを務める私が疲労で参ってはいけないということで、スニーカーを新調することを考えていました。
ブログを書きながら「これ普通は買う理由にならんような…」と思いましたが、これが靴バカの宿命ということでしょう。
長距離歩行が可能で、大人なデザインで、マイサイズ・・・。
すぐに気に入った一足を見つけることができたのですが、何と日本ではもう在庫無し。
頭を抱えていると革靴の個人輸入で身についた知恵が働いてしまいました。
その驚くべき手法は・・・在庫があったフランスのウェブサイトで購入しホテルへ発送。
そしてチェックイン時に受け取るというもの。
自分でもアホだなあと思いながらもこの選択は大成功!
しっかりとホテルに届いてましたし、サイズもバッチリ。
さらに足の踏ん張りとアーチを両方サポートしてくれるRCP280を装着したことで
これまでの旅行の中で一番疲れなかったような気がします。
ビストロ LE PETIT COLBERTで初フレンチを楽しむ。
そんなこんなで現地時間は夜17時。
当初の予定だとフランスのコンビニ的な存在のmonoprixで適当にテイクアウトを買って部屋食を…、と考えていましたが、飛行機が追い風により結構早く到着していました。
時間もまだあるので、ホテル近くの適当なビストロでさっそくフレンチを楽しむことに。
こういったとき日本では食べログが有効ですが、海外ではTrip adviserが便利です。
すぐにホテル近くに評判の良いビストロ「LE PETIT COLBERT(ル プチ コルバート)」を見つけることができました。
旅行疲れにはタルタルステーキ!?
すでにテラス席は満席。
店内もそこそこにぎわっていましたが、運よく空いてた窓側近くのテーブルに案内してもらえました。
屋内にいながらテラス席の雰囲気も味わえるのでなかなかの幸運です。
乾杯は個人的に日本のものより美味しいと個人的に考えているフランス産のオランジーナで。(さすがにアルコールは身体に毒と判断笑)
私と友人Zは体力をつけるため(?)に日本ではもう食べれないタルタルステーキを注文。(要するに大きな牛ユッケ)
うーん、相変わらず美味い。
以前、リヴォリ通りにある名店アンジェリーナで食べたときも感じましたが、同じユッケとはいえ日本とは味付けの方向性がまったく違うのが舌に嬉しい。
本来であれば疲労困憊の身体に生肉はあまり相性が良い選択肢とは言えません。
ですが、久しぶりのパリにテンションが上がったバ〇2人は
長旅で疲れてるし、スタミナ付けないとな~!
あーこれ完全に栄養価高いわ~。
生肉が身体に染みるぅ~!
などと言いながら生肉(タルタルステーキ)を貪ってた模様。
一方で母はフランスでの初めての食事です。
一体何を頼むかと思っていたら、何とサラダをチョイス!
いわく「夜は太るから軽めに野菜だけなの」と。
いつも食生活を維持する母。ぶれないな~。
(この選択が後々我々の運命を分けることになるとはこのとき誰も思いもしなかったのでした。)
エスカルゴを嗜む。
〆は2人にとって初めてのエスカルゴをオーダー。
奥に見えるのがエスカルゴ専用トング。
不思議な形をしているでしょう?
あれがちょうどエスカルゴをホールドするにちょうど…良かったような悪かったような。
外国人が慣れない箸を使うようなレベル感でゆったり(?)とエスカルゴを楽しんだ我々でした。
さてさて、そんな訳で明日からさっそくパリツアーが始まります。
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