北の大地、北海道は札幌に彗星のごとく現れたParaboot札幌店。
珍しいパラブーツが期間限定で集まるTRUNK SHOWが行われているということで、ミウラ妻と友人と早速行ってきました。
立地は札幌のキャットストリートことシャワー通りです。
北の流行発信地PARCOの隣にあるこの通り、夏はファッションショーにも利用されるなど、流行に敏感な若者が多く通る通りとして有名です。
北のオシャレさん達がよくこのシャワー通りでストリートスナップを撮影していたりします。
Paraboot 札幌店
店内はとても清潔でモダンな印象。
パリ本店が木のぬくもりを感じる温かいスタイルでしたが、日本国内は白を基調としたスタイルで統一されているのかもしれませんね!
広さはパラブーツ青山店と同じくらいでしょうか。
定番品はもちろん様々なコレクションが用意されており、雪国に最高に適した本格靴もブーツだったりリスレザーを用いたシューズだったりとかなりの選択肢があります。
そもそも雪のシーンに履ける本格靴については、北海道サラリーマンのニーズは尋常じゃないくらいあるはずなので、たぶんこれからもっともっと人気が高まってくるんだろうなあと勝手に想像しています。
Paraboot TRUNK SHOW
さて、今回の目的はTRUNK SHOW!!
TRUNK SHOW(トランクショー)とはブランド担当者が定番展開していないコレクションや新作を店舗に持ち込んで期間限定で販売するイベントです。
今回は新作がメインらしく、あの名作ミカエルフォックのミンク毛バージョンが陳列されていました。触り心地・・・やばいです。(笑)
Parabootのトランクショーで忘れてはいけないのがシューツリーキャンペーンです。
通常、パラブーツのシューツリーはニス加工された高級なタイプが定番展開されていますが、トランクショー期間中に靴を購入するとニス加工がされていない特別バージョンが1ペアついてくるんです!これはお買い得!
まずはミウラ妻が試着
パラブーツ ミカエル
前々からパラブーツのミカエルを狙っていたミウラ妻ですが、実は足が小さすぎて試着すら出来ていない状況でした。ここぞとばかりに試着してみることに。
メジャーで測ったところ2.5がジャストフィットの可能性高かったのですが、幅が広くて有名なパラブーツだからかちょっと大きめ。
2.0でジャストフィットとなりました。
パラブーツ ミカエルラビット size:2
しかし、このパラブーツの新作、ミカエルラビットが気になり始めたようです。
このフワフワがとってもカワイイようで・・・。
結局、決まらず検討することに。ただサイズ2の在庫はかなり少ないそうで妻からのアツい視線を感じましたが一旦無視しました。(笑)
友人が試着
次はここ最近すっかり鏡面磨きにハマっている友人です。
今回は「もし冬靴で良いのがあれば購入したい!」とのこと。
友人はパラブーツ未体験ということでまずはメジャーで足の実寸を計測です。
右足がFR42 Cウィズ、左足がFR41 Dウィズということがわかりました。
しかし甲も薄いのでもしかしたら表記よりもっと小さめになるかもしれないとのこと。
果たしてどうなるのか?
パラブーツ 外羽根フルブローグ アンデルセン size:7.5
まず一番最初に目に着いたパラブーツとしてはかなり珍しいフルブローグモデル。
ラバーソールにシボ革ということでいきなり友人が心奪われてしまった逸品です。
しかし残念なことにサイズが7.5しかなく、見ての通り試着するもののかなり大き目。
パラブーツ U-TIP ルソー Brown size:6.5
次に試着したのがパラブーツの隠れた名品、ルソーです。
一般的にダサメと感じられがちのU-TIPを超絶オシャレにしたこのモデル。
シボ革ではないため、冬に最適!という訳ではないのですがビジネスシーンも見据えるとこちらのほうが有利か?
アンデルセンと同じ木型ということなのでワンサイズ下げた6.5で試着。
ただ、少しまだ余裕があるようで、つま先をトゥ部分に押し付けると小指がスッポリ入ってしまいました。ということでさらにハーフサイズ下げることに。
パラブーツ U-TIP ルソー Black size:6.0
最後に登場したのが同じくルソーのブラック。
黒になった瞬間、妻も私もおおーっと声が出てしまいました。
それぐらいこのモデルかっこいいです。(笑)
ブラックに色が変わるだけでブラウンだと隠しきれなかったカジュアル感が完全に見えなくなり、とってもオシャレなフランス感溢れるドレスシューズに変貌しました。
友人が店員さんと最終確認を行っている様子。
ご厚意でパラブーツブレンドのコーヒーをいただいてホッと一息。
GINZASIXにしか置いていない豆だとかでとっても美味しかったです。
今回友人が悩んだ3足の靴・・・果たしてどの靴に決まったのか?
こちらの記事で購入した1足をご紹介しています!(クイズにすらなっていませんが)
ちなみにミウラ夫のEUサイズは?
はじめてEUサイズのブランノックデバイスを見かけたので早速計測させてもらいました。
結果はEUレングス:42.5(27.0) width:E(幅広)でした。ちょっと嬉しかったのがレングスとアーチレングス(足長とボールジョイントまでの足長)がほぼ一致していたこと。
これがずれていると今更ですがフィッティングが難しいんですよね。
※角度の関係写真ではレングスは43の位置に見えています。
店内にはグッズもたくさん
店内には今まで直営店でしか買えなかった純正グッズがずらり!
私がパリで購入したブラシもありました!
ただ購入しようと思っていた純正シューツリーの希望サイズが売り切れてしまっていたということで手に入れることができず。パラブーツの純正シューツリーは楽天市場などでも勿論購入できますが、せっかくなので直接店舗から買いたかったのですが・・・残念。
気になった新作シャンボード達。
友人が会計中に店内を改めて見回すとひと際私の興味を惹く靴がありました!
コードバンのシャンボード
フランスのパラブーツ本店でも見たHorweenコードバンコレクションです!
しかもしかも、今回はパラブーツを代表するモデル”シャンボード”での展開!
先日、パラブーツマーケティングディレクターの方のインタビューを見ましたが日本では明らかに丸っこいデザインが人気のようです。それこそミカエルやシャンボードといったモデル。
このように各国で一番人気のモデルをコードバンコレクションで投入しているのかもしれないですね!うーん、ほしい!(笑)
スエードのシャンボード
次に目に入ったのがこちら。
シャンボードのスエードコレクション。いやこれは良いです。
あまりスエードのことは詳しくないのですが明らかに上質なスエードを使用しているように思いましたし、何よりスエード靴ほしいおじさんと化している私にとっては大変危険な香り・・・。
とくに左から2番目のキャメル色の靴は相当にカッコいいです。狙っていた色そのもの。
エドワードグリーンならタバコスエード、オールデンならスナッフスエードの色味に近いですね。あーーー、これもほしい!けどグッと我慢です(笑)
ということでガッチリParaboot札幌店を楽しんだのでした。(そしてすっかり夜)
テンションが上がった我々はそのままもう1件向かうことに。
The Lounge by Brift hへ寄り道。
パラブーツを後にした我々、急遽そのままThe Lounge by Brift hへ!
ここでは我らが師匠Hさんが札幌市民の靴を世界一の技術を基に輝かせまくっています。
定期的に靴磨き講習会が開かれており、私自身も過去2回参加させてもらった結果、かなり上達することができました。
記念すべき1回目、妻と一緒にカーフの磨き方を学びました。
2回目では友人とコードバンの磨き方を学びました。
一緒に習った友人は今ではアンティーク仕上げまで出来るように。
色々と楽しい話をしながら、友人はさらにレベルアップするために色々と購入。(笑)
私も腕がなまらないよう近いうちに靴磨き講習会にまた参加しに行きたいところです。
ブログ内を検索する!