クレム1925のマホガニーを使ったシューケア【最高の赤い油性靴クリーム】

赤い靴クリームなんて何に使うんだ?

そう思っていた時期が私にもありました。

しかし、革靴愛好家になると色々なカラーの靴に手を出していきます。

黒靴から始まり茶靴。茶靴になるとその濃淡で凄まじいバリエーションがあることを思い知らされます。

そしてバーガンディ。元々バーガンディというのは「ワイン色」を指すのですが、そもそもこの「ワイン色」のバリエーションが茶靴並みに幅広い。

一旦、私がこれまで巡り会ったバーガンディカラーの靴を少し紹介したいと思います。

 

私が一番最初に手にしたバーガンディの革靴はオールデンのコードバン、カラー8でした。54321V-TIPから放たれる深くて濃くて、やや茶色味を感じる紫色。様々な媒体でバーガンディと紹介されていたことから「これがバーガンディという色なのか、素敵だなあ。」と思ったものです。

 

その後、チャーチのネバダカーフで作られたバーガンディのフルブローグに一目惚れしてMTOまでしてしまいました。こちらのバーガンディはイギリスならではのエレガントさを感じる濃い紫色です。

 

最後のバーガンディはEDWARD GREENのHALIFAXというモデルです。伝統的な製法でつくられているにも関わらず、あまりの機能性にハマってしまったUTAH CALFという素材を使ったブーツで、北欧のCAVOUR.COが別注していたものです。

ブーツのサイジングがわからず、サイズ違いで注文したのは良い(?)思い出です。

しかし、実物を手に取って感じました。

「このバーガンディ…赤いぞ?」


Saphir noir Creme1925について

Saphir noirとは世界最大のレザーケア総合会社のAvel社が革靴のために作った「最高級油性靴クリーム」です。

1925年のパリ万博で金賞を獲得したトラディショナルかつハイレベルなレシピを使用した靴クリームで、通常の乳化性クリームとは違い油分のなかに水分を入れ込んだ成分となっているので雨にも強く、柔軟性も長続き、そして強めのロウ分で靴全体がピカピカになるという代物。

というわけで今回は最高級の油性靴クリームである「サフィールノワール クレム1925」から赤味の強いバーガンディにピッタリなカラーを選び、EDWARD GREENのHALIFAXをシューケアしていきたいと思います。

 

マホガニー、エルメスレッド、バーガンディを比較する

左から順に

  • マホガニー
  • エルメスレッド
  • バーガンディ

となっています。

クリーム瓶に入っている状態では実際に塗ったときのカラーはわからないものですが、このように画用紙に試し塗りすると一目瞭然です。(茶色系もこのテストはオススメです)

マホガニーは赤味が強く、エルメスレッドはややピンク、そしてバーガンディは紫といった特徴が明らかになりました。

 

Edward Greenのバーガンディに合う色は?

各色の特徴を把握したのでほとんど答えは見えていますが、やはりEGのバーガンディに合う色はマホガニーで決まり!

これ最初からバーガンディを使っていたら大変なことになっていたな…。

とはいえ、アンティーク加工されているつま先と踵周りはバーガンディを使ったらよい塩梅になりそうです♪

 

冬期間、雪まみれになっていたユタカーフをケア

革靴マニアには悲しい豪雪地帯に住んでいるミウラ。

冬の間は強靭なブーツが大活躍します。(ときには長靴に逃げますが)

 

毎日のように雪に晒されて中の色々な成分が銀面に出てきたHalifax。たぶん汚れもビッシリでしょう。

ユタカーフは9つのナチュラルオイルを使ってつくられているそうですが、たぶんもう3種類くらいしか残ってないんじゃないかな…(何)

 

1.ステインリムーバーで汚れを落とす

革靴愛好家は必ず持っているといっても過言ではないステインリムーバー

何かとあれば便利ですし、何より雨や雪で汚れた革靴をケアするにはピッタリのナイスな奴です。

 

柔らかい布にステインリムーバーを多めに取り、サーッと滑らします。

これだけで十分汚れは取れます。これで取れない汚れは他の手段が必要です。

決してやってはいけないのは力を入れてゴシゴシと擦ること。確実にアッパーから色抜けちゃいます。

 

色々ついてた白い汚れたちが一掃されました。

ここまできたらブーツも新しいクリームを入れる準備万端です!

 

2.クレム1925を塗り込む

先ほど選んだこのマホガニーカラーのクレム1925をハリファクスに塗りこんでいきます。

靴クリームを指で塗りこむのは靴磨き世界チャンピオン長谷川さん流です。

こうすることで銀面への浸透具合がダイレクトに肌でわかるんですね。

 

薄くうすーく、銀面の状態を確かめながら塗りこんでいきます。

曇りがかったらそこでストップ!靴クリームを厚塗りしていいことはありませんから。

 

3.ブラッシングで仕上げ

5分ほど置いたら靴ブラシでブラッシングします。

力を入れずにリズミカルに手を左右に動かすとみるみるうちに綺麗なツヤが生まれてきます。

これがあるから靴磨きはやめられません♪

 

完成!

白い汚れにちょっと疲れた表情まであったエドワードグリーンのハリファクスが見事に復活を遂げました。次回はつま先にバーガンディを入れてアンティーク感を強めたいところ。


クレム1925のマホガニー靴クリームのまとめ

ということで今回は最強の赤い油性靴クリーム、Saphir Noir Creme1925のマホガニーカラーの紹介でした。

サフィールノワールブランドなので栄養はたっぷり、そして油性だから雨にも強く、ナチュラルな素材でつくられているから革にも負担が少な目で言うこと無し!

ちょっと赤味の強いバーガンディの革靴をお持ちの方にお勧めの靴クリームです。

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