クロケットジョーンズのラグジュアリーシューツリーを買った話【ナイツブリッジのような艶仕上げ】

英国で生まれたグッドイヤーウェルト製法の革靴は修理とお手入れを繰り返すことで長い間履き続けることができるのが特徴です。

超本格的な英国靴となるクロケットジョーンズなどの本格革靴を購入すると、まずはシューケアや靴磨きに目が向くことが多いと思いますが、次に気になってくるのがシューツリーではないでしょうか。

世の中にはたくさんのシューツリーがあり、無印良品だったり、東急ハンズで販売されているシューツリーメーカーのものだったりと色々とありますが、やはりシューメーカー純正のシューツリーも捨てがたい選択肢の一つでしょう。

先日、英国を代表するシューメーカーとなる「クロケットジョーンズ社」の軽くて品質の良いクラシックシューツリーをご紹介しましたが、今回は同社が本国のみで販売するラグジュアリーシューツリーについてご紹介したいと思います。

 


ツヤありタイプのシューツリー「ナイツブリッジ」との出会い

ダスコ ナイツブリッジ シューツリー

http://www.dunkelman.com/Knightsbridge

以前から素晴らしい色合いと光沢を持つラグジュアリーなシューツリーには強い興味を持っていました。

もっとも有名なのは英ダスコ(DASCO)社のナイツブリッジです。

そのまま棚に飾っても様になるようなその美しさは、様々な靴雑誌の広告欄でいわゆる“映える”存在で、ずーっと憧れのシューツリーでした。

「いつかはクラウン。」と車がくるならば「いつかはナイツブリッジ。」で対抗したいなどと……

(古くてすみません)

純正シューツリーを選択していた理由

しかし、革靴にハマッていくにつれて「シューツリーは可能な限り純正を選ぶべき」という考えにいたり、ナイツブリッジの購入に至ることはなかったのです。

理由は2つ。

  • 純正シューツリーを購入することはシューメーカーの利益になるため。
    (好きなシューメーカーが今後も続く一助になる)
  • 靴の形をもっとも保つことができるのが純正シューツリーのため。
    (こちらは割りと例外あり)

とはいえ、純正シューツリーといえどもどうしても靴と相性が悪いタイプもあり、そういった靴にめぐり合えば購入する機会もあったのでしょうが、残念ながら私が所有する靴たちはすべて純正がピッタリなのでした。

※唯一の例外だったのはオールデンのモディファイドラストのみ

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クロケットジョーンズ ジャーミンストリート店に訪問

そんな中、先日親子旅行で訪れた英国ロンドン。

 

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街の中心地となるピカデリーサーカスエリアから南西に少し進むと、高品質な革靴やシャツ、紳士用品店がズラリと店を並んでいることで有名な通りジャーミンストリートがあります。

もちろん革靴大好きなミウラですから行かない理由はありません。

 

なぜかこの旅に相乗りしていた友人Zと共に、理想のブラックフルブローグシューズを追い求め、ほぼ全ての革靴店に足を運んで靴道楽を満喫しておりました。

しかし、それらと唯一異なる目的で入店したのがクロケットジョーンズです。

実は以前から公式ウェブサイトで気になっていたナイツブリッジのような素晴らしい光沢を持つ「ラグジュアリーシューツリー」を購入するという明確な目的があったのでした。

https://www.crockettandjones.com/

 

ミウラ「こんにちは!ラグジュアリーシューツリーはありますか?」

CJ店員「もちろん!サイズは?」

ミウラ「UK8のベルグレイブ用に考えています」

CJ店員「それならSize8のシューツリーがピッタリですね、すぐにお持ちします!」

 

憧れのシューツリーとついにご対面

クロケットジョーンズ ジャーミンストリート店内

待つこと数分。

素敵なスーツに身を包んだロンドナーが持ってきてくれました。

相変わらずかっこええな。

 

イケメンCJ店員「こちらがラグジュアリーシューツリーです。中をチェックしますか?」

ミウラ「はい、お願いします。これは・・・とんでもなく美しい!ちょっとロングノーズ気味でつま先は角ばっているんですね。」

CJ店員「その通り!あなたが持っているベルグレイブや、もっともポピュラーなオードリーのようなセミスクエアトゥにピッタリなシューツリーですよ。」

とまあこんな感じの会話をしながらお目当てのシューツリーと対面することができまして。

 

比較用にクラシックツリーを持ってきてくれたりと本当にジェントルメンな素敵イケメン店員さんでした。笑

余談ですが、他のシューメーカーの店員さんは割りとカッチリとしたスタイルが多いのですが、CJの店員さん達は色使いなどでちょっと遊びを効かせたブリティッシュスーツスタイルだったのがこれまた印象的でした。

 


ラグジュアリーシューツリーの特徴

さて、改めてCJのラグジュアリーシューツリーの特徴を見ていきたいと思います。

 

セミスクエア+ややロングノーズ

もう見た目からしていわゆるパリラストと呼ばれるラスト337を使ったオードリー、ベルグレイブにピッタリ合いそうなシェイプが特徴的。

つま先はセミスクエアトゥでほんのり角ばっており、そしてノーズは明らかにやや長め。

足の自然なラインに沿った甲周り

1枚目の光沢のラインを見てわかる通り、甲は人の足の形をなぞった自然な曲線となっています。

これは確かにハンドグレードラインの木型にピッタリと合いそう!

ラグジュアリー感をビシビシ感じる金色のメタルパーツ

ヒール側のメタルパーツはラグジュアリー感強めのゴールドで統一されています。

個人的な意見なんですが、リング型のパーツが付いてるとより高級感を感じるのは私だけでしょうか?笑

 

クロケットジョーンズ純正クラシックシューツリーとの違いは?

クロケットジョーンズ 純正シューツリーの比較 Comparison of Crockett Jones shoe tree

CJのクラシックシューツリーはジョンロブのシューツリーと同じライムウッド製で、形はEG202/606用に似た、ややショートノーズでボールジョイントが広めのタイプ。

一方でラグジュアリーツリーは、ナイツブリッジと同じムラ染め艶仕上げで、ややノングノーズでボールジョイントの広さはスタンダードなタイプです。

ちなみにサイズは両方ともUK8.0となりますが、横に並べてみるとノーズの長さの違いがすごい。

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ロングノーズ気味のラストにピッタリ

ラグジュアリーシューツリーの適合ラストは見た目どおり、ややスリムで甲高のタイプが対象となります。

オードリーやベルグレイブはもちろん、CJが発売する一般的なドレスタイプの革靴であれば殆ど適合するのではないでしょうか。

逆にチルターンのようなややカジュアルスタイルのショートノーズ系ラストにはピタリと合いません。

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クロケットジョーンズ ラグジュアリーシューツリーのまとめ

今回はクロケットジョーンズのちょっと良いシューツリー、「ラグジュアリーシューツリー」のご紹介でした。

もしロンドン旅行に行かれることがあれば、思い出のひとつとして購入されてみるのはいかがでしょうか。

ちなみにクロケットジョーンズ公式ウェブサイトでも購入可能ですので、すぐに欲しい方は個人輸入にトライするのも面白いかもしれませんね。

Size8であればUK8~8.5が適合サイズとなります。

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