革靴にハマり、靴を長く使うために手入れを覚えると必ず巡り会うのがいわゆる「靴磨き」「シューシャイン」です。
この靴磨きに目覚めたならば、誰もが一度はポリッシュやワックスを使って靴のつま先やカカトを光らせたくなるもの。
所謂靴磨きと呼ばれる革靴に油やろうで出来たワックスを塗り込み水を使って磨き上げていくこの作業。
ドレスシューズをこよなく愛する靴好きにとっては非常に贅沢な時間の一つなことは間違いありません。
この水を使って磨き上げていく工程の際、ハンドラップが無い場合はポリッシュの裏蓋に水を垂らして使うことが多いかなと思います。
勿論これはまったく間違っておらず、コロンブスさんのシューケア教室でもこのスタイルでした。
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しかし、この靴磨きの世界に足を踏み入れると必ず出てくる”道具”があります。
それが今回私が購入したハンドラップです!
超スタイリッシュでカッコいい靴磨き動画
突然ですが、私が初めて靴磨きのカッコ良さを知った動画です。
非常に有名なのでご存知の方も多いのではないでしょうか。一つ一つの動作の”音”をしっかりと拾っていて、映像としてだけではなく心地よい音としてもとても記憶に残る作品でした。
この動画の中で使われていた謎の動画が今回購入したハンドラップだと知るのは10年以上後のつい最近のことでした。(笑)
シャツのアイロン掛けもカッコいい
ちなみに余談ですが、このシリーズは第二段としてシャツのアイロン掛けもありまして、これもとってもカッコ良いのでオススメです。
(あまりにシャツのアイロン掛けが簡単そうに見えたんで、自分でトライしたら思った以上に難しかった記憶があります。笑)
Brift Hの靴磨きワークショップでもハンドラップ!
過去2回ほど勉強しに行っているThe Lounge by Brift Hの靴磨きワークショップでも登場していました。
あまりに綺麗に磨けるものですから、このハンドラップに何か仕掛けがあるのかと疑ったものです(笑)
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こちらは実際にハンドラップを使ってThe Loungeの靴磨きワークショップで磨き上げたJohnlobb CITY2です。なかなかよく磨けていませんか?(笑)
靴磨きの必須アイテム”ハンドラップ”を手に入れました!
ということで、ついに私もハンドラップを手に入れました!
ハンドラップ業界で一番有名なのは赤いキャップのアズワン社製品でしょうか。
とは言うものの、恐らく特に機能に差は無いと踏んだので楽天市場で購入できる大阪魂社のハンドラップにしてみました。(楽天市場で一番安かった)
大きさはいたって普通のこぶし大くらいのサイズです。
さっそく水を入れました。
上についている白いスクリューキャップを回すだけのペットボトルと同じ構造です。
このプッシュノズルを押すと・・・
押した分だけ、水が吸い上げられて出てきます。
しっかり1回押すと10円玉くらいの水が出てきますから、靴磨きでは半プッシュくらいがちょうど良さそうです。
今回磨くのは暑い夏にピッタリな色合いのチャーチ チェットウインド ウォルナッツネバダカーフです。
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まずは磨く前にポリッシュをつま先に塗り込みます。
チャーチ純正のTabaccoカラーのポリッシュを使います。
ちなみに中身はDASCOのポリッシュなので、色味にこだわりたい人はお気に入りの色合いをぜひ探してみてください。(割と安価です)
いつも通り指でヌリヌリ塗り込んでいきます。しっかり銀面が曇るまで塗り込みましょう。
ただこのポリッシュ、購入したばかりなのでだいぶユルめですね。もっと乾燥させないと!
今までの経験上、少し乾燥しているポリッシュのほうが出来立てほやほやのポリッシュに比べて明らかに光らせやすいです。
ハンドラップの使い方①磨き布に直接使う!
ハンドラップは2つの使い方があります。
まず1つ目は磨き用布に直接使用する方法です。
ネル生地の磨き布を指に巻き付けて、ハンドラップを半PUSH!
これだと大抵の場合は水が付き過ぎてしまうので、手のひらでトントントン!と叩いて水っ気を調整します。
大体の目安ですが、ちょっと湿ってるかわからない?と思うくらいがちょうど良いです(笑)
そのままポリッシュを塗り込んだつま先をフェザータッチでくるくると。
すぐに金属的な光沢が出始めてきますよ!
ポリッシュを少し付けてから磨くのもアリですね~!
ハンドラップの使い方②靴に水滴を落として使う!
古典的な靴磨きスタイルがお好みの方はこちら!
ハンドラップを半PUSHすると、この写真くらいの水が出てきます。
この水をポリッシュを塗り込んだつま先に持っていくと・・・。
この通り、水がつま先の上に乗るんです。この写真では少なめですが大体米粒2-3個分くらいがちょうど良い塩梅ですよ。
※しっかりとポリッシュが塗り込まれていないと水滴が浸み込んでしまうことがあるので注意してください。
あとは指に巻いたネル生地でまたもやフェザータッチでクルクルと磨き上げるだけでOK!
500円玉くらいの直径を意識しながらあまり力を入れずに磨いてくださいね。ちょくちょく水とワックスを補給していくとドンドンぴかぴかになりますよ!
ハンドラップで磨き終わった靴がこちら!
ハンドラップのおかげで、いつもより手際良く磨くことできました!
靴磨きって磨くこと自体もとっても楽しいですが、こういった道具を揃えていくのも醍醐味の一つですよね。徐々に装備が揃ってくる凝り性の男性ならではの嬉しさもあると思います。
次はどんな道具を買おうかな~なんて考える毎日です。(笑)
アズワン ハンドラップ
- 鏡面磨きの必須アイテム
- ワンプッシュで使いやすい量の水滴を出すことができます
- 水は入れっぱなしでOK!
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